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VTuberニュースまとめ2019夏:声の変更、炎上事件、そして突然の引退

2021-01-04Vtuber-YoutuberVtuber,炎上,VTuberニュース

前回、Vtuberニュースをまとめた記事を出した時、「ネガティブなニュースが多かった」とまとめましたが、今回はそれ以上にネガティブなニュース・事件が多かった感じです。

【前回の記事はこちら】

炎上ウォッチャーじゃ、ないんだけどね…

【次の季節版もまとめました】

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vtuberの声変更はありか?騒動

今回はVtuberの声の変更に関するニュースが多く、それに伴う炎上も多発した。

ゲーム部プロジェクト部員全員の声変更

ゲーム部プロジェクトは公式発表で今年(2019年)8月いっぱいで、9月以降「夢咲楓」「風見涼」の声を変更すると発表。

「道明寺晴翔」と「桜樹みりあ」に関しては既に変更されており、全員の部員の声が変更となる。

さらに、経緯等については過去記事でまとめてあるのでご参考ください。

キズナアイ増殖・炎上:Active8によるキズナアイ「分人構想」説明

キズナアイが4人まで増え、それぞれが声も性格も違うアイちゃんになった。

それに伴い元々の声優のキズナアイ(ここではオリジナルと称す)が出番が急激に低下、7月はほとんど3番目の子がゲーム用チャンネルをやることに。

また企業案件も3番目の子がやっていた。

元々、アイちゃんのバースデーイベントで騒動は収まりつつあったが、中国で4人目のアイちゃん(中国活動専用)が炎上した際、再輸入する形で日本でも炎上が発生した。

自分の記事でもまとめて、声明も紹介するが、ゲーム部プロジェクトの初期の説明と共に理想や理念が大半を示すあまりよく分からないポエム的な声明であった。

この中で、分人構想がプロジェクト立ち上げ当初からの予定であったことが明かされている。

黒咲りん、魂転生の儀

https://twitter.com/Kurorin_V/status/1159421495627714560

登録者数4.6万人の黒咲りんの声優が変わる。

本人都合と意向で黒咲りんのキャラは残したまま続行するとのこと。

このような形で宣伝されている。

元々、その後の活動が予定されていた

なお、黒咲りんは「ミス・グランド・ジャパン(MGJ)」のアンバサダーに今年2019年6月に就任

この日本代表がいく世界大会は10月。

さらに今年2019年7月からは月刊少年チャンピオンから、漫画「バーチャルYouTuber黒咲りんをかまってにゃ!」の連載が始まっていた。

VTuber突然引退しがち

vtuberが突然引退の報告することが多くなった。

にじさんじ所属:闇夜乃モルル引退

6月24日にTwitterで引退報告、6月27日の配信が最後となることを伝えた。

https://twitter.com/_rnrrdark/status/1143068617098981381

にじさんじ所属:久遠 千歳引退

ルキロキチャンネル:流石乃ルキ・流石乃ロキ引退

歌などで活動しているルキロキチャンネルが突如引退を発表。

以来、動画投稿が止まっている。

本当にその場で引退となった。

ニュースにも掲載された。

なお、このニュース記事でも触れられているように、ルキロキは9月23日から行われるVtuberのライブイベント「DIVE XR FESTIVAL」の参加が決定している中での、突然の出来事だった。

また、このニュースでは最後の活動は「DIVE XR FESTIVAL」となっているが、実はその後発表された10月発売のVtuberチップスでも参加しているので、運営的にはもっと続けたかったのでは?と個人的に思った。

クトゥルフ系VTuberアザトゥ:権利放棄の報告

後述する「にじさんじ」関係者「きよの」による、悪質な支配(無茶苦茶な契約や高圧的な支配)が露見された事件。

運営(きよの)についても、意味深な発言をして活動を終了することとなった。

https://twitter.com/Azatu_Vtuber/status/1166608122833702912

突然のライバー引退は案件発注側の企業にとってはリスクでは?

何らかの事情で引退するのはしょうがないにしろ、少なくともイベント・コラボ後1か月は止むを得ない状態(不祥事や事故・体調など)以外では活動してくれないと、案件の発注側にとってはコラボする効果がなくなるのではないか?

今後、Vtuberに発注する際のリスクについて、考えさせられた。

その他のVtuberニュース

Vtuber関連のニュースは良い話題も、悪い話題も多かった。

にじさんじ関係者「きよの」自身が運営するVtuberプロジェクト「アザトゥ」で炎上事件:LOL大会を運営NGへ

  • にじさんじの関係者「きよの」自身が個人で運営しているVtuberプロジェクト「クトゥルフ系Vtuberアザトゥ」において、無茶苦茶な契約による運営乗っ取り、Vtuberへの支配的な扱いが問題となり、モデル絵のイラストレーター「なずな薫」との契約更新時にトラブルが発生。
  • なずな薫が自身のYoutubeで告発する。
  • ゴシップ系Vtuber「鳴神裁」がこれを紹介、にじさんじ運営の会社いちからを非難。
  • にじさんじ運営は鳴神裁が解説を務めるLOL大会へ参加する所属ライバーへ大会前日にNGを出し、Twitterのトレンドになる。
  • にじさんじ運営、運営NGの経緯と正式発表で「きよの」個人の副業であり、トラブルには関与しないことを発表
  • アザトゥ、上述したツイートを出し権利放棄、終了する。

現在、追加情報として、きよのとその周辺の動きの所業(ライバーに対するストーカー行為、強要等)がそのログと共に暴露されており、今後の事件についても注目されている。

ホロライブ:炎上した中国向け提携企業と契約解消

ホロライブは京都アニメーション事件への不適切発言、その他の不適切発言で中国で炎上し問題になっていた企業との契約を解消したと発表。

中国向け企業の選別の難しさを物語っている。

ホロスターズ:やっぱり伸び悩む。男版グループはVtuberでは受けない?

ホロライブが運営する会社の男版Vtuberグループ「ホロスターズ」

にじさんじでも男性版グループ「VOIZ」が数か月で終わったように難しいのでは風な感じで前回の記事でも書いたが、やっぱり「ホロライブ」とは登録者数が桁違いで低いという差を見せつけられてしまっている。

男版グループはVtuberでは受けない?

VTuber甲子園が良かった:天開司主催

パワプロ2018を使ったVtuber甲子園がVtuber天開司の元で開催。

栄冠ナイン3年ルールでそれぞれの参加者が激突する。

とても見どころの多い、そして野球の面白さとパワプロの面白さが詰まったイベントだと思ったので、ぜひアーカイブ等で見てほしいと思う。

アズマリム:復活

骨折したらしい報告はあったが、その後の投稿頻度が激減。

個人的には「このままフェードアウトかな?」と思っていたところで、復活宣言。正直驚いた。

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最後に:VTuber転換期の混乱?

vtuberとしては新しい活動を示すものが「キズナアイ新体制(4名増殖)」「ゲーム部プロジェクト新体制」ぐらいしかなくなってきた。

今そうした話題が多いのも、こうしたVtuber界隈の転換期になっていると思う。

そして、他社企画が走っている時に辞める場合、黒咲りんのように魂転生で継続させる場合を考慮して、ルキロキのように、イベントだけ出るみたいな形が良いのかは、企業発注側やイベント開催側では一つ気になる点として議論になりそうだ。

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