ホロライブ、任天堂ゲーム配信での収益を許諾されるも事件多発、そのまとめ
任天堂がガイドラインのページを更新し、VTuberグループ「ホロライブ」運営のカバー株式会社に対して、ゲーム著作物投稿を許諾した旨を記載を追記した。
ホロライブは現在のVTuber企業運営の大手。
任天堂は以前より法人に関するガイドラインを出している。これについてはこのブログでも触れてきた。
これにより、ホロライブを中心にVTuberのゲーム配信に対し、権利関係で疑義があった。
(なお、あまり話題には出ないが、シロちゃんやアイドル部を運営する「アップランド」も任天堂の権利を取得してる)
さらにホロライブは現在も各ゲーム会社と権利確認をしており、その影響で多くのライバーの動画が非公開になっている。
おそらく確認が取れ次第、順次再公開されるものと思われる。
いい話ばかりではない、相次いで所属ライバーが休止や電撃引退などをしている。今回は一気にまとめてこのブログで記載する。
ホロライブ:許諾の確認が得られてない動画を非公開
任天堂はネット上の著作権利用に対するガイドラインがあり、その法人の利用の項目がある。
以前、改訂された時はホロライブの「カバー」の名前が無かったが、今回は掲載されることとなった。
また現在、著作物利用の確認が得られていないものについて、非公開を実施している。
これは確認が取れ次第、公開されるかもしれない。
日本一ソフトウェアが直接Twitterで解答:個人勢もOKとのこと
実際にホロライブは様々な会社に確認を取っているらしく、ゲームメーカー「日本一ソフトウェア」のTwitterではその報告と「個人勢でも実況OK」の旨を伝えている
個人勢の方でも実況歓迎!
私が原作者を務めたほぼ全年齢向け女装ゲーム
『ボク姫PROJECT』をよろしくお願いいたしますッス!https://t.co/28z7vDpS03#ボク姫— プリニー店長 for ボク姫 (@shop_prinny) July 30, 2020
他のゲームは?他VTuberは大丈夫?かなり厳しい国内ゲームメーカーまとめ
ここで気になるのは「ゲーム実況でスパチャもらっちゃだめなの?」「他のVTuberは大丈夫?」と思う人もいるかもしれない。
こちらはブロマガに書いた。ざっくりいうと。
- カプコン規約はPCを経由した配信(OBSを使ったクロマキー合成での配信など)や一切の加工、言うなれば顔出し配信などを一切禁止している厳しい規約
- コナミは収益化を一切禁止している
大手メーカーでもガイドラインを公開しているので、これらを踏まえて何が違反しているかどうかを改めて考えると良いと思う。
ホロライブさくらみこ、大神ミオ休止、ホロスターズ月下カオル電撃引退
ホロライブのさくらみこ氏、持病により休止。追記:
当初復帰を予定していたも延期になり、家族の元で療養することになった。
また、ホロスターズ(統合されてホロライブ傘下)では月下カオルが電撃引退。
ホロライブは奇しくも相次いでライバーが離脱する事態となった。
さくらみこ復帰予定は未定、一応目安として1~2ヶ月
本人も復帰には意欲的であり、予定は未定ながら1~2ヶ月を見ているとしている。
本人もツイートではちょくちょく顔を出してくれるそうだ。
すてきなイラスト🌸https://t.co/Wi8qiX4MlA https://t.co/jUyT07cz6l
— さくらみこ🌸Sakura Miko (@sakuramiko35) July 31, 2020
休止は残念だが、2周年めでたい!
大神ミオ、権利者BAN、そして1ヶ月の休止へ
権利者BANを受けた大神ミオ氏も、1ヶ月の活動休止へ。
今後の活動について、運営さんと相談しました結果、
1カ月ほどライブ配信をお休みして、著作権の勉強や動画の確認など進めていきます。
具体的な活動再開日時はまだ未定ですが、復帰の際は、健全に楽しめる配信ができるよう、精進したいと思っております。— 大神ミオ🌲ホロライブゲーマーズ🐺 (@ookamimio) August 5, 2020
最後に:ゲーム実況のグレー部分を白黒を付ける重要な時かもしれない
ゲーム実況に対して、権利関係は曖昧なものが多く、グレーなものが多くなった。
この度の事件は、VTuberの企業勢が多く参入し、ゲーム配信の市場規模が大きくなったからこその問題だと思う。
これは悪い事ではなく、このグレーな部分に対して白黒つく重要な時かもしれない。
今後ゲーム配信で儲けようとする企業だけでなく個人勢もこの権利の確認に注意が向かうと思う。
ホロライブオンリー同人イベント「ホロクル」8/2
ホロライブ関連のオンリー同人イベントが開催されるとのこと。
会場は横浜。気になる人は参加サークルなどを要チェック!
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