Vtuberの夏企画で良かったもの:VTuber甲子園とココスキ
以前、こちらでもVtuberの夏のニュースに関してやたらと大荒れなニュースが目立った。
それに埋もれる形になってしまった夏の企画で楽しそうなものについて、こちらでまとめて紹介していきたいと思います。
(以前の記事)VTuber甲子園
パワフルプロ野球(パワプロ)2018のモード「栄冠ナイン」を使った企画。
それぞれのVtuber達が自身の所属するグループのメンバーを模してキャラメイキングを行い、栄冠ナインの3年間を使って育てあげ、そのチームが激突する、というもの。
大会はCPU同士が戦うオート戦。
総当たりで予選リーグを行い(7回まで)、上位2チームが決勝(9回まで)を行う。
その成長過程もそれぞれのチャンネルで配信された。
参加メンバー
見どころについて(大会日前)
3年間ルールというバランス
このルールの良いところは「3年間」という縛りにある。
結果として極端に良い評判の高校になるのは難しいため、全体的に極端に強いチームが作りにくい。
非常にバランスの良いやり方だと思う。
#Vtuber甲子園 の出場4校の注目選手自分用まとめ
upd8商(メイカ)・にじ高(椎名)・にじ農(舞元)・ホロ女(スバル)
どこが勝ってもおかしくない面白いバランスで本戦楽しみ pic.twitter.com/6COtIkxiQt— かんのん (@KANNNONN1010) August 4, 2019
大会前にチームの総評を出していた人もちらほらいたが、ご覧の通り、僕も良いバランスでの戦いになると思った。
垣間見える成長過程のドラマを終了後も見ることができる
通常の野球の試合と異なり、それぞれがアーカイブに配信を残しているおかげで、大会に出場するまでの過程を今も見ることができる。
後から知った人でも、この大会の面白さを、ずっと追っかけていた人と同じ分味わうことができる。
(もちろん、リアルタイム閲覧ならではの楽しみ方はあるが)
実際、大会はものすごいドラマになった
総当たりのリーグ予選は「バーチャル債務者youtuber天開司」のチャンネルで配信。
決勝はRealityで行われた。
結果やリーグ戦個人成績について、まとめ(有志)
有志がリーグ戦での各個人成績をまとめていてとてもありがたい。
個人的にリーグ戦の見どころ
【1回戦:ホロライブ女学院vsにじさんじ高校】8-11
にじさんじ高校、7回で8点差をひっくり返し勝利。
そのうち7回2アウトで6点を一気にひっくり返した。
【4回戦:ホロライブ女学院vsUpd8商業】4-3
逆転&逆転でホロライブが制した。
それぞれのVtuberグループの箱としてのエース、そしてこのパワプロでも屈指の選手となっている「ときのそら」「キズナアイ」の場面で「ターニングポイント」演出が入るなど、熱い場面があった。
【5回戦:にじさんじ高校vsUpd8商業】0-3
大会屈指の投手キズナアイが見せつける。無四球完封勝利。
にじさんじ農業は終始、特筆する見どころはなかったが、普通に野球していた感があった。
これらから分かるように、普通に野球観戦の楽しさを凝縮したものになっていた大会であった。
ハイライト切り抜き等も、楽しみの一つ
有志が配信の切り抜き動画を投稿していたりするので、時間がない人はそれをみるのも良いかもしれない。
他にも各試合のハイライトの切り抜きをアップしている人もいる。
試合内容だけでなく、掛け合いや持ちネタなども見どころの一つなのもVtuberならではかもしれない。
オメシス企画のWebサービス「ココスキ」がリリース
Vtuber「おめがシスターズ」がYoutubeにアップされた動画の切り抜きができるWebサービス「ココスキ」を企画、リリース。
作ったのは質問箱「Peing」の製作者とのこと。
(現在、Peingは別法人運営になっている。)
最後に
声変更だの引退だの炎上だので話題の盛り上がりに、実は夏らしい企画も走っていた。
特に今後のVtuber業界に関する、というわけでもないが、色々とファンの人が楽しめる企画だと思う。
Vtuber甲子園は野球見ない人でも興味持つ人が出てきたのでは?
野球とそしてパワプロの面白さが、あの試合にはあったと思う。
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