TGS2019(東京ゲームショウ)雑感:VR-VTuberの露出は少なくなった印象
東京ゲームショウはここ20年以上は、毎年行っていて、今年も行ってきた。(一般)
今年は昨年の「Vtuber」や2,3年前からの「VR元年」と呼ばれた時代と打って変わって縮小し、代わりにeスポーツによるプレイヤーをピックアップするイベントは大幅に増えた印象を受けた。
と、いうことで今回もTGSで感じた業界の動きをレビューしていきたいと思います!
VR・Vtuber系の露出は縮小傾向
一時期、話題となったVR・Vtuber関連のブースはかなり少なくなった。
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9~11ホールでVRのスペースは左上の一部分に留まる。
一時期は「VR元年」とも言われたVRコンテンツの展示は最低限なものに留まった。
また、VTuberに関する展示も、メイン1~8ホールも含めて全体的に縮小。
昨年のような「どこもかしこもVtuber」という状態ではなくなった。
【昨年の様子】
vtuberに関するイベント露出もそれに準ずる形で縮小傾向。
ただし、ゲーム大賞ではVtuber「ミライアカリ」「猫宮ひなた」がオフィシャル・アンバサダーを務めている。
【本日、投票最終日】日本ゲーム大賞2019「フューチャー部門」の投票を受付中!投票すると、オフィシャル・アンバサダーの「ミライアカリ」「猫宮ひなた」ステッカーをプレゼント!予定数がなくなり次第終了です。投票所の場所はこちら⇒ https://t.co/IbOeFZFG6G #TGS2019 #日本ゲーム大賞 pic.twitter.com/YZsMGXiyPW
— TOKYO GAME SHOW 2019/東京ゲームショウ (@tokyo_game_show) September 14, 2019
eスポーツ関連のイベントブースは大幅拡大
一方でeスポーツ関連のイベントブースは拡大。
9~11ホールでは半分がこのeスポーツに関連ステージであった。
各種のゲーム大会がこの9~11ホールだけでなく、1~8ホールのメインステージでも盛んに行われていた。
ゲーミングデバイスや関連機器のメーカーの出展も目立つように
「AKRacing(ゲーミングチェア)」「HyperX(ヘッドセット他)」などゲーミングデバイスや関連機器のメーカーのメインホールでの出展が目立った。
最後に総括:新作感の喪失
元々ビジネスではなく一般なので、イベント主体の展示はあまり変わらず。
それでも、昔に比べると「新作の展示」以上に出演者(声優)を招いてのトークショーや、歌などのライブの他、eスポーツ対戦などが目立つようになった。
当然だがeスポーツ対戦は「新作ゲームでは不可能」。
さらに新作の情報は事前に既に出されているものが多い。
これにより、全体としては「新作のアピール」より「既存のゲームの盛り上げ」としてこのTGSが担うようになっているイメージがある。
これまでのトレンドの話題の動きを見ても、「新作の話題性を盛り上げ、拡散させる」というのであれば「ニンテンドーダイレクト」のような形での情報発信が一番なのかもしれない。
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