パーティーパロット[party parrot]の元ネタは「カカポ」:Twitterでブームになった例の鳥(虹色の鳥)
ぐわんぐわんリズムに乗って、お下品なネタと共に虹色に光りながら動きまくる鳥のGIFパーティーパロット「party parrot」。日本では2020年4月ぐらいよりTwitterのバズをきっかけに、ブームとなった。
#ITSUMOFUCK pic.twitter.com/kcCNLhfmsw
— ファック (@FUCKDESUNE) April 11, 2020
巷では「例の鳥」「虹色の鳥」「ゲーミング鳥」などの別名もある。
実は元ネタがあり、元ネタはニュージーランドの絶滅危惧種「カカポ」。
飛べない鳥で人に対して警戒心がないどころか求愛行動まで示す、非常に大人しい鳥だ。
その姿から、フクロウオウムとも呼ばれている。
ちなみに、このぐわんぐわん動く行動は、求愛行動が元になっている。
絶滅危惧種:カカポ(フクロウオウム)は警戒心がなく、おとなしい鳥
【カカポ】
世界最大種の跳べないオウム🦜
警戒心ゼロな上、人間に求愛するぐらい好きすぎて近づいたら狩られて絶滅しかけた。
鳥の見た目をしたイヌ。
pic.twitter.com/FI4QpGqOWn— ろう🦊🦝へんないきものチャンネル㊗書籍化 (@youko_rou) October 17, 2019
とてもかわいい。
ファンキーなネタとは違い、実際のカカポは元々天敵のいない場所に生息していたため、警戒心がなく飛ぶこともできない。あっという間に絶滅しかけた。
さらに巣立ってから10年は繁殖行動を取らないため、個体数増加には絶望的。(鳥の中では最も繁殖率の低いとも言われる)
現在は天敵のいない島に移され、かろうじて生き残っているという実情がある。
素材:元々海外で作成されたアイコンで隠れたブームだった
元々はこのカカポ保護活動のドキュメンタリーから、カカポのアイコンが作られ、海外のメッセンジャーを中心に流行していた。
これが、日本であのTwitterのネタとして使われ登場した、という流れ
アイコンのサイトは下記。(カカポ以外の動物も少しいる)
ちゃんと保護活動サイトへのリンクがある。保護活動サイトでは募金もPaypal経由で誰でもできるようになっている。
パーティーパロットの音声の作り方:Google翻訳では?
棒読みちゃん系のソフトかなぁっと思ったら、Google翻訳の音声がそれっぽい。
右下のスピーカーマークをクリックすると音声を出してくれる。
日本語だと普通に読んでしまうため、英語の入力欄にローマ字で書いて、英語版で読ませるとそれっぽくなる。
↓こんな感じです↓
なかなか、それっぽく聞こえます。
カカポよ……セックス(交尾・繁殖)しろ……
ただ下ネタいって派手に動き回るだけのブームの動画。
しかしそこには「セックス……交尾しろ……」という願いがこめられているのかもしれない。
大事なことなので、僕も2回言っておきました。
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