CPU換装:Ryzen5の3600無印ベンチマークレビュー
今までAMD FX8350という3世代ぐらい前のCPUを使ってきたが、今年の春3月下旬に久々にCPUを換装した。
当然、マザーボードから総取り換え、実に8年ぶりの自作となった。
もう半年も経ってしまってはいるが、交換した時にベンチマークも取ったので踏まえてレビューしていきたい。
使ったソフトなどは比較しやすいように前回グラボの交換の時に使ったソフトを使っている。
取り換えしたパーツは下記の通り。
- CPU:Ryzen5 3600(6コア12スレッド)
- メモリ:16GB DDR3200 Crucial
- マザーボード:ROG STRIX B550-A GAMING(ASUSTek)
- CPUクーラー:虎徹 Mark II
最新のCPU:Ryzenの5000番台を選ばなかった理由としては値段の高さにある。
Ryzenの最新の6コア12スレッドの5600Xは3万円代後半、最近出た5600Gですら3万3千円前後という値段を考えると、ちょうど性能とのバランスでコスパが良さそうな3600ぐらいが良いかなと思った。
Ryzen5 3600は2万6千円台とお得。当時のセールで買った僕は2万4千円で購入してる。
ベンチマークレビュー:ゲーム性能はグラボ交換ほど上がらない
現在使用中のグラボ「Geforce GTX 1060」を交換した時のベンチマークに使ったソフトをそのままのバージョンで使用。
比較にはちょうどよいと思う。
【前回の記事】
FF15ベンチマークテスト
- 今回:5102(やや快適)
- 前回:4059(普通)
現在使用中のグラボ「Geforce GTX 1060」を交換した時のベンチマークに使ったソフトをそのままのバージョンで使用。
3世代のCPUバージョンアップと考えると、このスコアの上がり具合はやや物足りないと考えてしまう。
3Dmark Time SPY
そういえば前回、CPUのスコア書いてなかったなと思い、その付近の画像を漁ってみたらFX8350の時のベンチマーク結果の画像があったので、こちらで比較する。
前回
今回
CPUスコア(総合スコア)は下記の通り、
- 今回:6495(4439)
- 前回:2851(3663)
こちらでは劇的にCPUスコアが上がっているものの、総合スコアはそこまでではない。
CINEBENCH R23
今回、CPUの交換ということで、CINEBENCH R23も回してみた。
一番下にあるのがFX8350。
FX8350の時はシングルのベンチが完走できなかった(あまりに遅すぎたため、完走を待てなかった)のでマルチのみの比較となる。
自作でトラブル、マザボがSSDでのOSができない問題(解決方法)
今回、自作するにあたり少しトラブルがあったので、忘れないようにメモする。
システムドライブであるSSDはそのまま使い回す形にしているが、今回、「BIOSはSSDを認識しているにも関わらず、OSを起動できなかった」という問題が発生した。
単純に使い回しのシステムドライブはMBR方式のパーティションだったため、「Legacy BOOT」を選択することで起動できるようになった。
恐らく、マザーボードが「 CSM(Compatibility Support Module)がデフォルトで無効」ということだった。
ゲームプレイだけなら効果は薄い、しかし配信もやるともなると話は別
こうしてみると、ゲームプレイをするだけであればFX8350でも問題がないように見える。
しかし、ゲーム実況配信を行うとあれば話が別になってくる。
既に各所でコア数ごとにベンチで示されているように、4コアCPUのマシンは実況中のゲームプレイは少し厳しい形になっており、最低でも6コア以上が推奨されている。
【参考記事】
自分も昨年からちょびちょびとTwitchやYouTubeにチャンネルを持ち、ゲームプレイを配信しているので、それに備えるという点では十分に意味があるはず。(そこまで重いゲームをプレイしていないので何とも実感しにくいが)
【自分の配信活動などは下記を参照】
総評するとRyzen3600はゲームプレイ実況するならばコスパ的にも値段も25000円前後とちょうど良いぐらいのCPUと言える。
昔よりゲーム実況は活発になっていると思うので、ベンチマークもゲームプレイだけじゃなく違う視点でのベンチマークが必要になってくると思われる。
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