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Phenom II x4 910e をベンチマークテスト

2021-11-05日記・コラム,日記・お知らせ,ゲーミングPC・デバイス・ガジェット,趣味の事ベンチマークテスト,自作PC,CPU

今までCPUはAthlon II ×2 240を使ってたのですが、
この前、記事にも書いたように、グラボをGTS450を交換したのを機に
CPUもちょっとグレードアップしようと、
Phenom II ×4 910e を購入してきました。

クロック数はAthlon II ×2 240 が2.8GHzで、
Phenom II ×4 910e が2.6GHzと若干低く、
マルチコア非対応ゲームでは微妙だったので
オーバークロックも試してみました。

 
==== ■ オーバークロック検証

【使用するマザーボードについて】

使用しているマザーボードはFOXCONN「A7GM-S」
AM2+世代の激安マザーで、
オーバークロックには向いていないと言われている物です。
(※ Phenom II ×4 910e はAM3対応)

【オーバークロック検証】

検証の結果、Phenom II ×4 910e (FSB200×13)は
250Mhzの時(×12) … BIOSが動かない(CMOSクリアしました)
240Mhzの時(×12.5)… OSが起動した瞬間ブルースクリーン
230Mhzの時(×13)… 安定。

となり、2990Mhzでの運用となりました。

Phenom II ×4 910e は C3ステッピングで
本来オーバークロック耐性が高いはずです。
定格電圧での3Ghz越えの話を聞いたことがありますが、
どうやら、僕のはマザーボードの方が限界のようです。

【VcoreやHT link】

CPUの定格電圧は1.15Vのはずですが、
Vcore 1.2Vで認識し、これ以上、下げることができませんでした。

HT Linkは1840と2070で両方とも動き、
検証したのですがスコアに大差がなかったので、
安全性を考慮し定格内の1840MHzで運用することにしました。

■ ベンチマークテスト

と、いうことでベンチの結果です。

【使用ソフト】

・3DMark06
・ファイナルファンタジーXIV オフィシャルベンチマーク(Low)
・MHFベンチマークソフト (第2弾)

※ MHFベンチマークソフトだけ、マルチコア非対応となっております。

【スコア表】  Athlon II ×2 240   Phenom II ×4 910e OC 
(クロック数)  (2.8GHz)   (2.99GHz) 
3DMark06  11585   14917 
FF14ベンチ  2580   3565 
MHFベンチ  6899   7460 

マルチコアに対応するベンチでは約30%のスコア上昇が見られ、
非対応のベンチではクロック分5%強の上昇となりました。

ちなみに 3DMark06 の910eの推定スコアが12800だったので、
大体オーバークロックした分だけ上昇していることも伺え、
オーバークロックが成功したと言えるでしょう。
温度はアイドル時31度、負荷時でも45度程度となり、
かなりの低発熱となっております。

こうして僕のPCは2年前のミドルマシンから、
予算は電源も含めて3万円未満ぐらいで
現代のミドルマシンへとなりました。

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