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ハッカドールのサービス終了:ゲームやアプリのメディアミックス戦略の難しさ

2019-05-19ゲーム考察・雑感Vtuber, ハッカドール

Denaのオタク用キュレーションアプリ「ハッカドール」がサービス終了のお知らせを出した。

自分も少し使っていたので残念な気がする。

オタク系ニュースの「SmartNews」には慣れなかったか……。

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ハッカドールのメディアミックス戦略

コミックや、アニメ、そしてブログと、積極的に露出するメディアミックス戦略を展開していた。

アニメは現在は「Dアニメストア」で見ることができる。


Dアニメ公式から「ハッカドール」で作品検索すると出てくる。 

ブログもブロガークラスの頻度で更新していて驚いていた。

さらに昨年にはVtuber化も行い1年間、Vtuberとして活動していた。

結果、実らずサービス終了となった。

ブログの企画は良かったと思う:アニメや声優のトレンドの可視化

色々ブログでは企画があって、その中の一つに2018年末に行われた「アニメや声優のトレンド(ハッカドール)の可視化」などがある。

ハッカドール内でのウォッチリストなどを集計し、グラフにしてくれるのである。

ちなみに、2017年のデータの対象はアニメやゲームだった。

それなりの規模だったVTuber活動

アニメの実績は不明ではあるが、VTuber活動していたハッカドールチャンネルは昨年夏に登録者数5万人を突破していた。

2019年3月末に迎えた最終回時点で約8万人。

VTuberとしては少なくはない数だと思う。

それでも効果が限定的というのは、それだけメディアミックス戦略の難しさも物語っているように思えた。

もちろん、アプリのマネタイズやその他にも問題はあったのかもしれないが。

ジリ貧な懐事情を暴露した動画もあった(メンバーシップ開設動画で)

DenAという巨大企業のバック、アニメ・コミック・アプリという背景、マーケティングとしてはオタク市場にターゲットを絞った形で行っても、厳しいものは厳しいのだろう。

ゲーム・アプリにとって、メディアミックス戦略は難しい

メディアミックス戦略と称して、アプリの外へ、あの手この手と手を広げるアプリはゲームにも多い。

そして、そのほとんどが成功していない、というより成功例が皆無ではないだろうか?

プチ成功例としての「妖怪ウォッチ」

一時期妖怪ウォッチがメディアミックスの成功例として、取り上げられていた時代がある。

しかし、フタを開けてみれば色々と問題も出てきた。

突然、アニメ・ゲームの人気の両方が衰え、負の相乗効果で急降下。

ほぼ唯一の成功例:ポケモンの任天堂は、メディアミックスに否定で条件を突き付けていた

「ポケモンの秘密 (小学館文庫)」という本によれば、任天堂は当初ポケモンのアニメ化には否定的だった。

理由として「成功しないどころかアニメの出来やアニメ終了によってブームが巻き込まれるリスクがある」で、「やるなら長期間(数年間)の放映を確約すること」という条件を突き付けて了承したらしい。

アプリでの成功事例はほぼないように見える。

仮説:ゲームやアプリは、なぜメディアミックスに弱いのかを考察

単純に考えれば露出が増える分、ゲームやアプリはインストールもされやすくなり、マーケティングの観点からも「メディアミックス」が有効に見える。

しかし、実際の効果はそこまで発揮しているように見えない。

ゲーム・アプリへの誘導・継続率が悪すぎる説

基本的にアニメがヒットした場合、そのアニメのファンはゲームよりキャラ関連グッズに向かう説。

そして、たとえインストールしたとしても、アニメが終了し別のアニメが始まれば、別の全く関係ないアニメに一斉に移動するため、ゲームも一斉に止めてしまう説。

そしてこれらが「急激に過疎った」ように見えてしまい、アニメじゃなくゲームが好きでプレイしている人の継続モチベーションに影響しているのではないか、と推測している。

他企業のゲーム以外の関連業務に、アップデート計画が引っ張られるパターン説

ゲーム企業単独でのメディアミックスは事実上不可能で、アニメ他、外部の企業と連携することが多い。

つまり、アニメや関連事業の進行度に合わせてアップデートを行わなくてはいけない可能性が高くなり、その分、ゲーム内容の改善アップデートなどに割くリソースは難しくなっていく。

(例を挙げると、アニメの進行に合わせてキャラクターやキャンペーンを走らせる必要があるため、ユーザビリティ改善やバランス改善などのリソースは後回しになる場合が出てくる)

結局、スタート時からメディアミックス展開をやっているアプリより、アニメIPだけ借りてきたようなアプリの方が成功しやすいのもこれらが理由だと思っている。

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最後に、応援は悔いのないよう

前回の記事で、コンテンツが終わっても悔いのないよう、応援という忘れ物のないように、というメッセージが含まれた(と考察した)動画を紹介した。

コンテンツというのは無くなった後には応援できず、後悔してもしょうがない。

今、応援できる時に応援しないと、消えてしまうものなのだ。

ただし、メディアミックスの場合、どっちの部分が母体かを考えて応援しないと、母体からなくなってしまうケースもあることを注意しなくてはいけない。

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ソシャゲの運営業務に携わり早10年。
デバッガー、サポート、プランナー、ディレクター、スクリプターなど。
ブログも書き続けて10年以上
趣味は、PC自作や社会の考察、オカルトなど。