国産SIMフリースマホのシャープAQUOS R2 compactレビュー:Androidコスパ最強では?
使っていたスマホの機種をSIMフリーの新品の「AQUOS R2 compact」に機種変した。(SIMを入れ替えた)
先に結論を述べてしまうと、執筆している現在「2020/03/14」では間違いなくコスパ最強スマホと言える。
CPUはハイスペッククラスのSDM845、メモリも4GB。さらに国内SIMフリー版があり、白ロムは新品価格で3.5万円以内から買える!!(追記:最近、シャープ製人気のため、5/1時点で価格が現在4万円まで上がってるので注意)
大きさは旧型のiPhoneSE(左)より少し大きい程度。非常にコンパクトなのが分かる。
以前「Xperia XZ系列を狙っている」という記事を書いたが色々と調べた結果、急遽変更した。
理由としては、これも後で述べるが「Xperia XZ」系列にWaveファイル形式の再生がないなど、独自仕様的に劣る点が見られたため。
今回はSIMフリー版にこだわった経緯と、その他レビューをしていきたいと思う。
中古(SIMロック解除品)ならまだ3万5千円ぐらいからある。
なぜSIMフリーか:Y!mobile(Yモバイル)の機種変、ハイスペック機種がない問題
自分はその安さゆえY!mobile(Yモバイル)を使用している。
【過去記事】
Yモバイルは、Nuxus5xを最後にハイスペック機種の取り扱いがなくなった。(追記:と思いこんでいたが、Android ONE X5がそのブランドに似合わず実は例外的にハイスペックだったことを知りました)
故に普通に店舗の機種で機種変しようすると「性能を数値化するベンチマーク的にはせいぜい同等クラス」しかないことに気づいた。
機種変して性能が下がるのは勘弁したい。
(なお、それぞれの機種端末のベンチマーク性能は下記のレビュー集合サイトで確認している。)
なお、シャープの「AQUOS R2 compact」は、ソニーの「XZ2 premium」やGoogleの「Pixel3」とほぼ同性能のチップというのが分かる。
ゲームプレイを前提にすると、それなりの性能が必要になってくる。僕はSDM845前後を狙った。
そこで、店舗の機種変ではなく、SIMフリー版かSIMロック解除版の白ロムを入手しようとしたのである。
比較:「シャープAQUOS R2 compact」VS「SONY Xperia XZ2 premium」選び方
自分もそうであったが国産スマホで高スペックスマホといえば「Sony」の「Xperia」シリーズだった。
色々調べていく中でシャープのハイスペックブランド「AQUOS Rシリーズ」を知り、ベンチマークテストでは同等の性能を誇る二つを比較した結果、AQUOS R2 Compactを選んだ。
下記が決定打になった
- 価格が安い(スペックで言えばコスパ最強)
- 国内でSIMフリーが公式販売されている(技適関連の法的問題がない)
- Xperiaは伝統的に例えば音声ファイル形式(wav)が再生できない
カタログスペックで比較、AQUOS R2 compactは価格コスパで優勢
CPUは両者SDM845、メモリも4GBで互角。
XZ2は国内でSIMフリーが公式販売されておらず、その他SIMロック解除版を未使用レベルで購入しようとすると、5万円以上する場合がある。
海外版SIMフリー版は技適マークなしで国内使用で法律が引っ掛かる可能性があり、海外輸入盤の使用は避けたい。
一方で「AQUOS R2 compact」は国内向けSIMフリー版が存在し、価格は安くて3.5万円から。
Xperiaの独自仕様?WAVEファイルが再生できない。AQUOSならできる!
さらにXZ2は調べてみると、再生できる音声ファイルの形式に「WAVE」ファイルがない。(というより、Xperiaシリーズの伝統かもしれない)
一方でAQUOS Rは再生できる音声ファイルの形式に「WAVEファイル」がある。
普通に音楽を聴く分には、圧縮形式がほとんどなので問題がない、が、別のボイス系音声作品は「WAVファイル」であることが多々あるので、この点は気になる。
特に最近はVtuberのボイス販売などがあるため、この点を重要視する人はいると思う。
なお、イヤホンジャックも備えている。
機能と価格、そしてSIMフリーを備えた「AQUOS R2 compact」は最強コスパである
デメリット:ARcore非対応
唯一、決定的なデメリットもある。
Sharp製品のARcore対応は「AQUOS R3」からで、R2 compactでは非対応。
おそらく、R3とR2系との値段に決定的な差があるのは、特に3Dゲームで利用されるここの対応だと思われる。
全体的な使用感:YモバイルのSIMカードはセットするだけで何も設定せずに使える
左がiPhone SE(旧型の方)、右が今回のAQUOS R2 compact。(恥ずかしながら、保護フィルムの貼り付けをミスってしまい、もう一枚購入して張ることにした)
YモバイルのSIMカードはセットしただけで何も設定せずに使えている。(もちろん、既に電話ができることを確認している)
小型端末の悩みか、ちょうど指紋認証の上にある画面内のホームボタンが極端に小さくタッチしにくい(最初気づかなかったレベル)。Nexus5xのように、指紋認証を裏にするとかで何とかならなかったのか。
この操作性の悪さは慣れていく覚悟が必要だと思う。
AQUOS R2 compactは現在、格安SIMにとっても最強コスパ端末では
シャープ製で国内向けSIMフリーのハイスペックモデル。それでいて価格は4万円を切る。
ブランドによる安心感も加味して、これはもう総じて最強コスパ端末といっても良いのでは?
思えば、ガラケーはシャープの「SH05」以来、ずっとシャープを使ってきた。
PHSもシャープだった。
AndroidでPHSから変更した時に離れたが、僕はまたシャープに戻ってきた。そう、これは運命なのかもしれない。
おまけ:Android10にバージョンアップデートされた
先月、Android10へのアップデートが実施された。
国内向けSIMフリーもがっちり出して、アップデートのようなサポートも継続されたこの端末。(次回のバージョンまでフォローされるかは不明だが)
このシャープの戦略はユーザーにとっても嬉しく感じるもの。
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