ノストラダムスの予言が的中しているか検証してみて気になった点と思ったこと
新春特別企画として、オカルト回。その定番のノストラダムスの予言を10巻70番からラスト100番まで検証していきました。まるで取り付かれたかのように。
「曖昧な表現の詩なら、何とでもこじつけられる」とよく言われるますが、よく見かけるオカルト本は、この辺が飛び飛びで詩を選んで解釈していたりするので、なぜ時系列で解釈しないのだろうか、と個人的に不思議に思ってました。
ので、1999年の有名な詩を起点とし、その周囲から時系列でやってみました。
そう、「どうとでも解釈が可能」で既に起こったことであれば、このインターネットを駆使して解釈が可能なはず。
そしてそれまでの詩の解釈の流れから、傾向をつかめばその後の検証も可能かと思ってました。
検証していく中でいくつか気になった点などを列挙します。
ノストラダムスの予言方法と幽子仮説
漫画「MMR」で「なんで予知ができるんだ?」という質問に「質量0の『幽子』という素粒子が情報を伝えるんだ、きっと」という幽子仮説を持ち出してました。
なんでも生き物の得る情報はこの幽子に蓄えられるらしい。そして、生き物が死んでも、幽子は残り、時空を飛び越え自由に時間移動できるようになるとのことです。
この幽子仮説を発表した学者「関 英男」氏によると、死者との対話もこれで可能になるという話でした。
なにやら魂のようなものかな、と思ったら、ノストラダムスの予言も最初の1巻1番目の詩では予言の方法として、「孤独から出でた」「幽かな火(かすかな火)」という死者から聞いたような表現を使っていて、ちょっと驚きです。
百詩篇第1巻1番 – ノストラダムス wiki : ノストラダムスの大事典 – アットウィキ
離れた書斎で夜に着座し、
ひとり青銅の腰掛けで静かにしていると、
孤独から出でた幽かな火が、
信じて無駄にならない事柄を語らせる。
予言の範囲はどこまで?
ノストラダムスは3797年までを予言範囲としています。しかし、実際は10巻72番の1999年を、そのまま1999年と規定するとするならば、どう頑張っても2170年、10巻100番の「以後300年間続く」を加える形でも2500年。ズレを計算しても±100年で、計算が狂います。
つじつまを合わせるために、こじつけるとしたら、例えば何かの起点「たとえばユダヤ教の誕生」、そこから3797年と考えるのが妥当かと思われます。そうなると、大体、紀元前1600年代ぐらいからの始まりかと予想します。
ノストラダムスに未来を教えた幽かな火
幽かな火、つまり、ノストラダムスはユダヤの歴史を(おそらくユダヤ人の)幽霊から教えてもらったんだよ!
な、なんだってー!!
まぁ、創作だとしても、この物語は「様々な動乱→つかの間の平和→最後は管理社会へ」という流れなので、個人的にはノストラダムスは時の権力争いや金を巡る欲望に、どこかうんざりしていたのではないか、と予想します。
そして最後は独り占めの世界ではなく、シェアする世界へ、という形を描いたのでしょう。実際そうなるかどうかは、僕が生きている間は不可能な気がします。
最後に:オカルト考察は楽しい
そして誰にも実証不可能なオカルト考察は、頭とイマジネーションをフル活用できるので、楽しい、ということです。
そしてネットがなければこの憲章は不可能でした。むしろ、予言を検証したい人は、今こそやるべきかと思いますね。
【参考リンク】
トップページ – ノストラダムス wiki : ノストラダムスの大事典 – アットウィキ
また、時間ができたら、少し過去編もやってみたいと、思います。ざっと残りの100巻を見た感じ、第2次世界大戦や第1次世界大戦ぐらいまでならは、普通に時系列で解釈が可能っぽいです。
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