X(旧Twitter)新サービス利用規約対策!投稿ポストのAIサービスへのトレーニングを拒否する方法
色々とX(旧Twitter)内でサービス利用規約の改訂とその中に記載されているAI学習について、騒がれている。
基本的には下記の個所だ。
サービス上でまたはサービスを通じてコンテンツを送信、ポスト、または表示することにより、お客様は、現在知られているまたは今後開発されるあらゆるメディアまたは配信方法で、あらゆる目的で、かかるコンテンツを使用、コピー、複製、処理、適応、変更、公開、送信、表示、アップロード、ダウンロード、および配信するための、世界的、非独占的、ロイヤリティフリーのライセンス(再許諾の権利を含む)を当社に付与するものとします。明確にするために記すと、これらの権利には、たとえば、キュレーション、変換、翻訳などが含まれます。このライセンスによって、ユーザーは、当社や他のユーザーに対し、ご自身のポストを世界中で閲覧可能とすることを承認することになります。お客様は、このライセンスに、当社が(i)お客様によって提供されたテキストやその他の情報を分析し、その他の方法で本サービスを提供、促進、改善する権利(生成型か他のタイプかを問わず、当社の機械学習や人工知能モデルへの使用やトレーニングなど)、および(ii)当社のコンテンツ利用規約に従い、サービスにまたはサービスを通じて送信されたコンテンツを他の企業、組織、または個人が利用できるようにする権利(サービスの改善、および他のメディアやサービスでのコンテンツのシンジケーション、放送、配信、リポスト、プロモーション、公開など)が含まれることに同意するものとします。ユーザーが本サービスを介して送信、投稿、伝送またはそれ以外で閲覧可能としたコンテンツに関して、当社、またはその他の企業、組織もしくは個人は、ユーザーに報酬を支払うことなく(ユーザーは、ユーザーによる本サービスの利用がコンテンツおよびコンテンツに関する権利の許諾に対する十分な対価であることに同意するものとします)、当該コンテンツを上記のように追加的に使用します。
X利用規約(日本版)より
ユーザーが行うポストの『当社(X)』の機械学習への提供が明記された。(太字部分)
しかし色々設定を見てみたら、投稿ポストのデータ共有(AIトレーニング用)を拒否する設定があったので、これで大丈夫となるかどうかは分からないが、メモしておく。
XのAIサービス(GROK)へのデータ共有の拒否の方法
XはAIサービス「GROK」をリリースしており、この改訂された規約の部分は、このリリースにより追記する必要性が出てきたと思われる。
【参考】
このGROKに対して、投稿ポストのデータ共有を拒否する設定がある。
【設定の流れ】
そしてこのGROKのデータ共有の許可は初期設定で「ON」になっている。
この設定はAIサービスがリリースした当初からあったと思われ、気づいていない人は今更嫌がったとして、既にこのAIサービスの機械学習にデータ共有の協力を行ってきた、と言える。

最後に:AIサービスのデータ共有の設定を見直そう
快適なツイッターライフを送るには、いつのまにやら作られたような設定がないか見直すのが大事、ということだろう。
なかなかにしんどい話ではあるが。
……それと、例えば不具合でこの設定が効かなかったりしたら、その責任はどうなるんだろね……
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