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京アニ事件の雑感:アニメを社会に有害なものと教えられた世代

2019-08-02その他社会の考察・雑感など

京都アニメーション放火事件の犯人の容態は相変わらずらしい。

犯人像も「まぁ、アレな人だな」ぐらいしかなく、詳しい情報がない。

年は犯人が少し上だが、僕とちょっと年代が近いのでので雑感。

少し前、アニメ・漫画の作者に脅迫文を出し大規模・広範囲にわたる創作活動の業務を妨害した「黒子のバスケ脅迫事件」の犯人も同世代だ。(加えて言うなら京アニ事件の犯人と同い年)

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40代前後の人たちは中高生時代、アニメは社会に有害なものと教えられた

90年代前半から後半にかけて、中高生時代を送っていた人なら分かると思うが、この辺りの世代(現在の40歳前後)は、「アニメは社会に有害なもの」と教わり育ってきた。

社会もちょうどアニメバッシングの嵐で、事あるごとに、事件がある度にアニメが疑われる時代で、マンガ・アニメなんて見るな、小説を読め!!そんな時代だった。

(オタクを襲って強盗をする「オタク狩り」なんていうのが流行った)

アニオタはレジスタンスのごとく、素性を隠さなければならなかった

当時のアニオタはいじめられないように、こっそり趣味を公にせず隠していた。

もしくは同じ趣味を持つものと連携を取り、学園生活を過ごしていたと思う。

普通ならば今のアニメの社会的許容度の変化を理解できるが……

とはいえ、それも20年以上も前の話。

「昔は……じゃった……」と、その変化を理解できるのが普通。

しかし、それが理解できない者がいて、コンプレックスをもったまま、オタク狩りよろしくアニメに対して見下した思いを抱いているかもしれない。

と、思った。

もちろん、それであっても犯人のやったことは受け入れられないし、許されざるべき行為である。

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京都アニメーションが支援用の口座を発表した

京都アニメーションが直接、支援用の口座を発表した。

ぶっちゃけ、「けいおん!」と「らきすた」ぐらいしか見ておらず、あまり思い入れのない僕だが、5000円ほど募金した。

作品制作がこれからも続けられますように。

(ちなみに、これ今後も、もしかしたら投げ銭できるのでは?)

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