グラボ高騰:現状でゲームをする上で最もコスパの良いグラボはRadeon6500XTだと思う
現在も続くグラボ価格高騰は、ゲーマーとして悩みの種の一つと言っていい。
数日前に発売されたGeforce3050のグラボは5万円以上するらしい……。
【参考リンク】
そんな中、現時点で最低限のゲーミング性能を保ちつつ、まだマシなコスパのグラボについて考えてみた。
ここでゲームをするのにマシなグラボというのは、BFなどの重いゲームが推奨クラスではないもののそれに近いレベルで動く、ということである。
「とりま割とどんなゲームでもそれなりに遊べる」というレベルから定義した。
という人向けである。
ここで、上記のベンチマークで最も性能が悪い、先月発売された「Radeon 6500XT」に注目した。
※ここでの価格はあくまで執筆時点での価格の話になります。
Radeon6500XT評:現在発売されている同クラスのGeforce GTX1660より安く、性能もやや近い
メディアのベンチマーク比較によると、性能面ではGeforce GTX」1660とゲームによってお互い逆転する「勝ち負けする」という感じだ。
【参考リンク】
そのGeforce1660が現時点で4万円前後。
グラボ高騰する以前は25000円前後で売られていた、ということも追記しておこう。
一方で、Radeon6500XTは3万円前後で推移している。コスパを考えるならGeforceより優位だ。そして性能から考える想定値上がり率は控えめだ。
メーカーが発表した希望小売価格の乖離だと下記である
- Radeon 6500XT(199$)
- RTX 3050(249$)
- Gefoce GTX1660(219$)※2019年3月発売当時の希望価格
VRAMメモリ4GBという点について
搭載VRAM(メモリ)を見るとRadeon6500XTは4GBとGeforce1660は6GBより少ない。
このVRAMについて考えてしまう人が多いと思うので調べてみた。
この4GBというVRAMはグラセフⅤの「フルHD(1980*1080)」で最高画質でギリ足りないぐらいでBF4だったら最高画質4Kいける、らしい。
総じて「とりまゲームがそれなりに気持ちよく動くであろう最低ライン」的な指標と考えていいと思う。
(自分もこれでGeforce1060を購入する際、3GB版ではなく6GB版を購入した)
注意:動画作成やゲーム実況には「とことん」向かない
おそらく、グラボのゲーミング性能の割に値段が上がらない理由はこれだろう。
動画エンコード支援を積んでないため、ゲーム実況や動画作成がやりにくい。
今時このクラスのグラボでそんなのあるの?と思うぐらいだ。
今どうしても最低限の性能で遊べるグラボを選ぶなら、Radeon6500XTが最もコスパがよい
- 今使ってるグラボが壊れてしまい、とりま繋ぎに何かグラボが欲しい。
- GTX1050からの乗り換えで、もうしばらくグラボ高騰が続きそうだから、その繋ぎに今ある程度ゲームが遊べるグラボが欲しい。
- ゲーム専用で実況配信・動画作成は行わない
みたいな理由でとりあえずある程度妥協できる範囲として、Radeon 6500XTは性能とコスパを考えると良いグラボだと思う。
昨年から発売されたグラボの中で中途半端に性能が悪いがゆえに人気のないRadeon 6500XTが最もコスパが良くなるとは……
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