言動と行動が一致しない読売
プロ野球のセ・リーグの3月の開幕日が連日ニュースを賑わせている。
関東が今、東京電力による計画停電実施の中、
セ・リーグ側は5000世帯分の莫大な電力を使うドームを中心に
ナイターでの開幕を計画していることから、
大騒ぎになっている。
(ちなみにパ・リーグは12日に延期、ナイター自粛を発表)
この件に関し、セ・リーグの読売巨人の球団側は
「被災者を元気づけるための開幕」
としているが、
「パ・リーグは勝手にしろ」と、
実際は震災で本拠地球場や地元地域に
被害を受けている楽天やロッテなどに
全く配慮をしない形の決定となっている。
現在も3月開幕に固執しているが、
下記のリンク先ページの図をご覧の通り、
通年の3月は4月よりも電力需要は大きい。
http://www.enecho.meti.go.jp/faq/electric/q03.htm
さらに一方で、読売新聞の3月24日付の社説では
「電力不足 節電に努め長期化に備えよ」
とし、
産業界や一般家庭も、停電や節電に協力する姿勢が求められよう。
と、力説している。
本拠地を置く地元地域のコミュニティと経済の活性化に
大きな意義があるプロ球団が、
地元が電力不足で不便している中、
全く配慮せずドームでナイターを行うというのは、
地元地域ファンに対する裏切り行為だと思う。
また、それだけではなく、
オーナー企業の読売新聞の言行不一致な行動は
新聞内容に対する信用にも影響するだろう。
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