プレステ4のCPUが低スペックな理由
先月の発表で、プレステ4(以下PS4)のCPUはAMD製の「Jaguar」コアのCPUと発表されております。「Jaguar」コアは現行の「Bobcat」コアの後継とすでに発表されております。
この件について「pc_watch」では、記事
【後藤弘茂のWeekly海外ニュース】「PlayStation 4のCPUコアはなぜ「Jaguar」なのか」
で、
なぜ、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は「PlayStation 4(PS4)」のCPUに「Jaguar(ジャガー)」コアを選んだのか。AMDのCPUコアのうち、ハイパフォーマンスのコアではなく、低消費電力のコアを選んだのはなぜなのか。
注意深くAMDのロードマップを眺めれば、その理由は一目瞭然だ。SCEはJaguarを選んだのではなく、Jaguarしか選べなかったのだ。それは、チップを製造する半導体ファウンダリの選択肢が限られており、そしてファウンダリによって載せられるCPUコアの選択肢が限られてしまっているからだ。
と推測しています。
「Bobcat」は現在、APU(CPUとGPUの統合タイプ)の中でも、現行のAシリーズよりさらに下のスペックのいわゆる「ネットブック用」。(Eシリーズ系)
PS4に乗るタイプの「Jaguar」は8コアと、通常のノートPCなどで見られるものとはカスタマイズされているっぽく、性能が大幅アップされていると思われるものの、従来のプレステのような「ハードウェアの性能推し」の売り方を捨てて、任天堂「WiiU」よりかは性能の良い、という感じの売り方になりそうな予感がします。
今後も、ハイエンドなゲーム環境はPCで、という流れはしばらく変わらず、この傾向が強くなっていきそうですね。
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