オンラインゲームに関する法律の動き
ここ最近、オンラインゲームに関する法律サイドの動きが活発だ。
コンプガチャは違法懸賞、消費者庁が中止要請へ(読売新聞)
記事の引用から
携帯電話で遊べる「グリー」や「モバゲー」などの
ソーシャルゲームの高額課金問題をめぐり、消費者庁は、
特定のカードをそろえると希少アイテムが当たる
「コンプリート(コンプ)ガチャ」と呼ばれる商法について
景品表示法で禁じる懸賞に当たると判断、近く見解を公表する。
同庁は業界団体を通じ、ゲーム会社にこの手法を中止するよう要請し、
会社側が応じない場合は、景表法の措置命令を出す方針。
ついに一部ガチャ規制が入る形となった。
おそらくはモバイルだけでなく、PC側にも何らかの形で通達されるであろう。
また、こうした射幸心を煽り規制は、ちょうど僕の子供の頃にブームとなった
「ビックリマンチョコ」のおまけのレアな「シール」の規制の動きに似ている。
(シールの中にレアなキラキラシールがあり、 これが規制対象となった)
追記;※ この報道に関し、当の消費者庁は否定コメントをした。
このブログ内の記事「当の消費者庁は報道を否定」
また、5月1日から、「不正アクセス禁止法の改正法案」が施行されている。
改正案の詳しい概要は、下記の記事の通り
フィッシング行為も摘発可能に、不正アクセス禁止法の改正案を閣議決定
(InternetWatch)
ポイントは記事の引用から
電子メールでインターネット上の偽サイトに誘導するなどして、
契約者番号(ID)とパスワードを入力させてだまし取る
フィッシング行為を禁止し、
1年以下の懲役または50万円以下の罰金を科すことが柱。
現行法では処罰規定のないフィッシング行為そのものを
摘発対象とすることで規制強化を図る。
なお、フィッシングサイトに誘導するメールを送ったとしても、
処罰の対象になる。
つまり、該当するメールが飛んできた場合、警察に通報すると、
動いてくれる可能性があるという事になる。
・・・もっとも、おそらくこうしたメールは
海外のサーバーや、踏み台となるサーバーを経由して飛ばすのが通例なので、
捜査から逮捕まで難航すると思われるが・・・
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