ゲーマー逃避行ブログ

社会や経済、ゲーム産業やゲームユーザー、ネット文化について考察して語ります。

なでしこジャパン報道における日本のスポーツ報道

女子W杯でのなでしこジャパンの活躍がより多く報道されるにあたり、
多くの日本のメディアによる、
スポーツ報道のあり方について批判が出てきている。

『なでしこ報道で露呈した“ニッポン”の未熟な女性観』 日経メディアより

以下、記事より引用。
 「結婚したいですか?」
 「彼氏はいますか?」
 「将来、子供は欲しいですか?」

 会社で聞いたら、即問題視されそうな質問を、
戸惑うことなく口にするテレビ番組のリポーターやキャスターたち。

 「金メダル取って、もてるようになりましたか?」という質問を、
道家塚田真希さんやレスリングの
吉田沙保里選手にしたVTRを流し、スタジオで笑う人々。

・・・中略・・・

もちろんサッカー選手だからといって、
サッカーのことばかり聞くよりかは、雑談を交えて、
人間的な部分が垣間見えた方が
視聴者との距離も縮まることもあるだろう。

だが、明らかに雑談のレベルを超えていた。
出演時間のほとんどが、「結婚」「彼氏」「女性だけの……」といった、
質問に費やされたのだ。
この記事ではアメリカでの報道と比較し、批判している。
また、OneJapaneseMom (@SaveJPN)さんが、
「なぜか日本で報道されない、澤選手のコメント」
として、英訳されたコメントを再び和訳してツイートされていた。

海外報道の元記事

澤選手のコメント:
“We knew that what we were doing here could be about a little more than just a football tournament. If winning this makes one person, someone who lost something or someone or was hurt or damaged by the events that touched our country, feel better for even one moment, then we have really achieved a most special thing. If it makes everyone happy and joyful and gives them a reason to cheer after such difficult times, then we have been successful. Japan has been hurt and so many lives have been affected. We can not change that but Japan is coming back and this was our chance to represent our nation and show that we never stop working. This is like a dream to us and we hope our country shares it with us.”

「我々のしていることは、ただサッカーをするだけではないことを、意識してきた。我々が勝つことにより、何かを失った人、誰かを失った人、怪我をした人、傷ついた人、彼らの気持ちが一瞬でも楽になってくれたら、私達は真に特別な事を成し遂げた事になる。こんな辛い時期だからこそ、みんなに少しでも元気や喜びを与える事が出来たら、それこそが我々の成功となる。日本は困難に立ち向かい、多くの人々の生活は困窮している。我々は、それ自体を変えることは出来ないものの、日本は今復興を頑張っているのだから、そんな日本の代表として、復興を決して諦めない気持ちをプレイで見せたかった。今日、我々にとってはまさに夢のようで有り、我々の国が我々と一緒に喜んでくれるとしたら幸いです」

日本で一般的に報道されるのは「あまりに個人的な質問」ばかりで、
一体何を伝えたいのか、意図が不明な報道が多い気がする。
特にバラエティ化された民放のスポーツ番組においては。

せめてどのような形式であれ、スポーツ番組としては
「スポーツの素晴らしさ」を伝える報道を行って欲しいと思うし、
ニュース番組であれば、
「どうでもいいような個人的な質問」は避けて報道して欲しいと思った。

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