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考察:metoo運動の本質とは、女性の社会進出の保護ではない

2019-02-10その他社会の考察・雑感など,社会・政治・経済

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なぜだかよく色んな事で、ごっちゃに持ち出される「metoo運動」。

「metoo運動は盛り上がっているのに、なんでこんなところはお粗末なの?」と考える人はおそらく、metoo運動=女性の社会進出保護、権利向上に向けた運動、と短絡的に捉えている気がした。

いや、metoo運動をよく観察すると、その本質、その爆発的な原動力は、女性の社会進出の保護及び権利向上に向けた運動ではないはずだ。

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根本は「自由・平等・博愛」主義の精神

女性の権利向上、社会進出の保護も、この「自由、平等、博愛」主義から来ているように思う。

  • 女性が社会で働く以上、女性も男性と平等に仕事で評価されなくてはいけない。
  • 女性が社会で働く以上、男性のみ許されるような環境にしてはならず、「女性」に配慮していかなければならない。

多様性に寛容であることを、絶対なる是とする

自由は平等から成り立ち、平等は博愛から成り立つ。博愛には「寛容」が必須である。

そうした精神に必要なのは何か、「双方による『歩み寄り』」である。

であるならば、男女平等の働く社会も男女双方の「歩み寄り」により初めて成立するものとなる。

『歩み寄り』を阻害するため排除しなくてはいけない精神は何か、「最初から、ハナからの拒絶」である。これに対し、最大の嫌悪感を持つ。

寛容を是とするのに、寛容を否定する意見に対して寛容でないのは、この意見を認めると「寛容を是とする精神の否定」に繋がるので矛盾にならない。

寛容を元に成立する社会が「自由・平等・博愛」ならば、不寛容を元に成立する社会が「不自由・不平等・偏愛」である。

この「不自由・不平等・偏愛」主義に対するヘイトこそ、metooしかり、その爆発的な原動力となっていると思うのだ。

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metoo運動の本質の考察

以上からmetoo運動の精神を言葉に表現すると、下記の通り。

権威をタテにお前が「ハナからの拒絶」という手段を行使し抑圧するなら、我々は集団で「社会」を巻き込んででもそれに徹底的に抵抗する。

metoo運動そのものはその一端であり、これこそmetoo運動原動力の真髄である。

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