仮想通貨の「ブロックチェーン」技術を用いた国内ゲームの話題まとめ
去年の今ぐらいから急激にブームになり、今は様々な事件の後もあって落ち着いていた感じの仮想通貨。
その仮想通貨の技術である「ブロックチェーン」、トークンを手に入れるための「マイニング」を用いたゲームの話題が、最近、日本国内でも見られるようになったので、メモ代わりにまとめておこうと思った。
仮想通貨のマイニングを用いて完全無料、無広告をうたうゲーム「idleexplorer」のリリース
2018年8月、仮想通貨を入手するための「マイニング」をゲームコンテンツに取り入れたゲーム「IdleExplorer」がリリース。
このゲームの開発会社でもあるスマイルメーカー社の「HecatonCave(ヘカトンケイブ)」という技術らしい。
実際にそのゲームでマイニングをしたレビュー記事も発見した。
ゲーム内マイニングでクリスタルが手に入るゲーム「IdleExplorer」をプレイしてみた ~10分程度のマイニングで報酬7クリスタルをゲット【DAppsゲーム情報】 – 仮想通貨 Watch
このレビュー記事では「発掘」モードで、CPU使用率の調整なども設定しながら、有料コインを集めている様子が紹介されている。
完全無料化したDMM GAMESの「X-Overd(クロスオーバード)」にもHecatonCaveテスト実装
9月に完全無料化したDMM GAMESの「X-Overd(クロスオーバード)」にも、この「hecaton Cave」が10月にテスト実装された。
ゆくゆくはこうした、マイニング技術を使った完全無料のゲームも増えていくかもしれない。
仮想通貨トークンが発行されるポケモンGOライクなGPS利用のARゲーム「BitHunters」が事前登録開始
9月に事前登録を開始した「BitHunters」。
どうやらポケモンGOライクなARゲームのRPGではあるが、ゲームプレイ中にブロックチェーン技術を用いたトークンが発行され、いずれビットコインなどの他の仮想通貨との交換を計画している、とのこと。
ゲームプレイだけでマイニングできる時代が来るかも!!
サービス終了したソシャゲ「レキシコネクト」のデータを資産化して残すアプリ「HL-Report」リリース
9月にサービス終了したソシャゲ「レキシコネクト」。
このユーザーデータをブロックチェーンを用いてトークンとして資産化し、キャラクター閲覧アプリでプレイ中に入手したデータを見られるという。
もしかしたら「ゲームで課金をして頑張っても終了したら何も残らない」という定番のセリフも「それ、いつの時代の話?」に変わるかもしれない。
最後のまとめ
こういったニュースはどれも「ブラウザ・スマホのソシャゲ」の話題だ。
よくソシャゲは本格的なコンシューマゲームより技術的な面で低い印象があるが、こうしてみると、技術面でも様々なことを実施しようとしているのが分かる。
おそらく、最近のソシャゲは、もはやブルーオーシャンどころか、大手・中小・海外勢・個人の多くがひしめく超レッドオーシャンで競争が激化しているのが要因だと思う。
そしてもう数年したら、もしかしたらソシャゲの世界は、今では考えられない世界になっているかもしれない。
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