面接時のアガリ症を改善した練習方法について
就職活動の期間中のアガリ症の克服
テレビを見ていないから何ともいえないけど、NHKが就活応援とかやってて、Twitterで話題になっていた。
僕は氷河期世代で就職活動自体、とても苦労していた。
特に面接は僕自身、アガリ症ということもあり、模擬面接の時点でかなり苦戦を強いられた上に、当時は「場慣れしろ」ぐらいしかアドバイスがなく、かなり困ったことを覚えている。
今もアガリ症の気はあるけれど、就活期間中、それなりに改善した方法について書いていきたいと思う。アガリ症は、場数をガムシャラに踏んだだけじゃ、多分難しいと思う。
僕のアガリ症のレベル
大学のゼミの説明会で説明する人が遅刻したため、代打で出たことがある。僕はうまく説明できずに、集まった数百名(千名?)に失笑されたことがあるレベル。当然、模擬面接でも同じような感じであった。
模擬面接なのでアドバイスを受けたものの、大体がこういうアガリ症は、よく練習して場慣れすれば何とかなる、ぐらいだったと思う。
いや、このままじゃ何度やっても何ともならん感じが自分でもよく分かっていたので、どうにかこうにか練習することにした。
原因は場慣れしていないのではなく、過呼吸だった
自分で色々と試した結果、おそらくアガリ症で何も言えなくなる問題は極度の緊張による過呼吸ではないかと思った。
過呼吸に陥り、声が思うように出せなくなる。
そして、パニックに陥り、さらに何を言ってるのか分からない状態になる。この悪循環だと思う。
一人でカラオケルームに入って、ひたすら話す練習
色々考えてカラオケルームで「自分で自分の声を聞きながら、ひたすら独り言のように話す」というのをやった。ひたすら歌わないヒトカラ。語るは自己PR。
これのメリットは下記の通り。
- 自分の声がスピーカーから流れるため、実践中でのリアルタイム調整が可能なこと
- 一人でもできること、つまりボッチでもできる!
なんとなくマシになるまで、テンポや声の調整をしていく。おそらくこの「声」「口調」のコントロールさえしておければ、何とかなると、思っていた。
当時は一人でカラオケなんて全然浸透していなかったから、最初から恥ずかしくてしょうがなかった。でも、就職のためだからね、僕は友達も少ないし仕方ないね。
効果は、それなりにあったと思う。
おかげで日常の独り言が増えましたが!
やはりアガリ症の解決は、緊張しないように対策をするのではなく、プレッシャーのある緊張下でどれだけ声と思考を通すか、だと思った。
緊張しないようにするのは無理だ、と悟った。
面接当日の対策、ちょっとした裏技
ぼっちのための事前練習をいくつかやった他、面接当日にも小手先の対策をした。
会社の場所下見
見知らぬ土地だからね、あらかじめ会社の場所を把握しようと下見した。面接に向かう際、下手に迷って焦るのは禁物。
市販薬の鎮静薬を利用する
小林製薬の「イララック」という市販の鎮静剤を使用。本当にアガリ症に効くのかよ!と思ってましたが、藁にもすがる思いだったので。
効果は服用後1時間後から7時間程度と聞いたので、面接の1時間前には飲んでた。
実際は、人にもよるんだろうけど、自分の感想としては気休め程度かなぁっと思う。カラオケでの事前練習の方が、モノを言っていた気がする。
(とは言うものの、なんだかんだでお世話になった)
最後に
まとめると下記の通り。
- 緊張下でのコントロールに注力する
- 面接当日の事故(道に迷うなど)をなるべく未然に防ぐ
- 人という字ではなく薬を飲む
よく「就活がすべてじゃない」とは言うけれど、仕事は受験以上に人生に影響を及ぼすから、頑張った方がいいよ。
アガリ症の人は、容姿以上に不利になるし、こういうの誰からも守られないからね。
まぁ、僕はそれでも、大手の就活には失敗して中小ベンチャーに言ってしまったわけですが……
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