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ゲームを見るだけの人とプレイヤーの住み分けについて

その他社会の考察・雑感など,ゲームプレイ・攻略,ゲームについて,社会・政治・経済

1月2日出勤な僕は、12月31日と1月1日しか実家にいない。実家のPCはオンボードでゲームできないので、今年の年越しはTwitchでゲーム配信を見て過ごした。

このゲーム配信について、年末に、はてなブログ界隈でも色々と大きく反応があり、語られていた。

個人的な考えで結論を述べると、正直、たとえ「観る専門」が大多数派になろうが、そこまで危惧されるような不安はない気はする。

  • 最後に:それじゃぁ「見る専」ってゲーマーって言えるの?
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    ゲームを見るだけで消費してしまう観る専層について

    手っ取り早く分かりやすいので、本当にゲーム実況は見るが、そのゲームをプレイしない層に焦点を当てる。基本的には、「ゲームを見るだけの観る専」は下記のような人たちである。

    • ゲームを発売日に購入していない人。この中で、ゲームを認知している人、していない人の属性がある。
    • そのゲームジャンルの好き嫌いは不明だが、少なくともゲーム実況する人の配信はコンテンツとして好きである

    ゲーマー文化として、観る専は危惧する存在なのか?

    まず、上記の前提に立つと、たとえ「見る専」は大多数になったとしても、ゲームレビューには、ほぼ影響がないように思える。理由としては、彼ら見る専の興味対象は、そもそもゲームではなく実況コンテンツであり、ならば、ゲームレビューを真剣にするとは、到底思えない、ということ。

    もし彼らがレビューするならば、クソゲーだろうが、神ゲーだろうが関係なく、例としては「今回の『実況』は面白かった、つまらなかった」という感じだろう。興味対象の方向性がそもそも違う。彼らがゲームについて言及する場面は少ないだろう。せいぜい、不親切設計部分で実況者がドン詰まりしてる時に「これはひどいwww」のコメントぐらいではないか。

    これは、ゲーム性やゲームそのものではなく、パーソナリティや実況者そのものにファンが付いている、という感じを考えていただければ、分かりやすいか、と。

    ゲームをプレイしている人と見る専は、住み分けができている

    例にあった「サッカーを実際にプレイするのはとても素晴らしい。」という例で言えば、それはサッカーを好きで見てる人ではなく、「今回のコメンテーターがジャニーズの○○だから」という人にメッセージを発しているようなもの。

    彼らに対して「ゲームは遊んでこそ、その価値が分かる。それは素晴らしいことだ」と言うのは、興味対象がゲームではなく実況コンテンツ、または実況者である以上、無意味な言説に過ぎない。プレイする人はプレイする、プレイしない人はしない。彼らはゲームを見ていない。

    結果的に最初からゲームを遊ぶ層とは、かけ離れており、住み分け自体が完了している。つまり、彼らが多数派になろうが、プレイしている人たちと重ならない以上、なんらゲーム文化に支障もない、ということになる。

    せいぜい、生放送でゲームを知らないプレイヤーが「これって、こんなにうまくいかないもんなの?」という質問について、プレイしてるプレイヤーが「ここはよくこういう理由で、失敗しやすい」と答えるぐらいである。
    (そう考えると、ニコニコ動画で、よく下段で解説してくれるコメントは、非常にありがたい)

    見るだけの人が増えても売り上げに対する影響は軽微に見える

    「見るだけの人」が増えるとゲームの売り上げに影響が出る説は以前から存在するが、日本国内において、おそらくこの心配も軽微に見える。

    「日本国内」と明記したのは、日本においては発売日信仰があり、苛烈とも思えるほど発売日いくら受注を取るかに躍起に傾向がある。(特に初回予約特典商法なんかは、まさしくそれ)

    見る専の属性は「発売日に購入していない人」。それはたとえ配信がなかったとしても、そもそも、売り上げが集中する初回発売日に購入しないので全体的な影響は軽微となるはずである。

    もしビジネス面で危惧するのであれば権利者自身が「実況配信の禁止」の旨を表明し、海賊版同様、対処すればいいだけのこと。

    見る専もゲーマーだとして、実況配信コンテンツはゲームプレイ時間を奪うか

    これも奪わないと思う。ゲームを中断して実況配信コンテンツを閲覧する層は、実況配信コンテンツがなくなったところで、ゲームを中断して他のことをしているだろう。

    例とするならば、他のゲームの情報漁りのネットサーフィン、匿名掲示板書き込み、もしくはSNSのコミュニティ活動かもしれない。

    対戦ゲームで熱心にプレイしていた連中が、プレイはそこそこにゲーム実況配信コンテンツ閲覧するときもきっと「ゲーム実況配信コンテンツが面白すぎて練習時間が減った」のではなく「何かのきっかけで、ゲームを熱心にプレイすることを止めて、ゲーム実況配信コンテンツに移った」だけの気がする。

    結論:不安なし

    とどのつまり、「実況配信コンテンツ閲覧に集中する層」「ゲームをプレイに集中する層」は、とかく綺麗に住み分けられているのが現状、かと思う。たとえ片方が肥大化したとして、何ら問題も不安もないはずなのだ。

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    最後に:それじゃぁ「見る専」ってゲーマーって言えるの?

    そもそもゲーマーだとか非ゲーマーとか分類自体に興味がなかった。こういう分類は自分で名乗れば名乗ったもん勝ちなイメージしかない。ゲーム愛好家は皆ゲーマー。

    有名実況プレイヤーは、モテモテなのか、しかも今は投げ銭機能もあるではないか。いや、僕には無理だろうな。

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