2000年以降、今の文化に影響を与えたと思われるデジタル製品
1年を振り返るついでに2000年まで振り返ろうと思う。当時は、僕も頭のわるい高校生だった。
2000年当時から振り返ると、当初の文化は様変わりしているので、今の文化を形作ったと個人的に思う、デジモノたちをピックアップしていきたいと思う。
今思えば、世の中変えたと思うデジモノピックアップ
Suica
使う前にICカードにチャージ、そして払う。今では、なんでもない機能もSuica導入によって、爆発的に普及したと思う。(東日本は特に)
ネット常時接続
光より早い段階に、日本に「月定額の常時接続」という概念をもたらせたADSL。これがネットサービスに与えた影響は計り知れない。動画、音声、そしてゲームとただならぬ影響を与えた。
僕もODNのJ-DSLからネットを始めた。ので、当時まだ存在はしていたが、テレホーダイというのを体験したことがない。正直、当時ADSLだった僕は知り合いの「テレホーダイ+無料プロバイダが最強」という説には頷けなかった。基地局200mのADSLは、当時文字通り最強だった。(基地局の距離によりADSLは速度が変わる)
※ ちなみに、ケーブルのネットはさらに前からネットの常時接続サービスがありました。
光学式マウス(オプティカル)
それまでボール式だったマウスに光学式センサーを搭載したものが登場。(アメリカでは、少し前の1999年に発売だったらしいが)ボール式特有だった、掃除(ほこりや汚れが内部で詰まりを起こすため、掃除が必要だった)や、内部のボールの接触部分のゴム(?)の消耗の心配もなくなった。
ゲーミング用のマウスなど、後のゲーム文化にも大きな影響を与えて今なお、マウスの主流になっている。
写メール
携帯電話にカメラが付いた。当初は写メールなんて言葉はなく、僕も「携帯にカメラなんていらないだろ(笑)」と思っていた。事実、携帯にカメラが付いた最初の端末SH04の後継機、SH05にはカメラが付いていない。(ちなみに、SH05が僕が初めて手にした携帯です)
当時は、まさか自撮り(セルフィー)が当たり前になるなんて、思わなかった。
ミラーレス一眼カメラ(ちょっと自信ないけど)
ミラーレス一眼が登場。これは昨今のコスプレブーム、撮影ブームにただならぬ影響を与えていると思う。
コンデジと一眼レフの間という中途半端な位置づけだったカメラは、やがて女性のカメラ参入の引き上げ大きな影響を与えていると思う。調べたらまた別途、記事にしたい。(もしかしたら勘違いかもしれない)
スマートフォン
電池のもちが悪い携帯電話が主力になるなんて思いもよらなかった。PDAの入力デバイスを改善し、スマートフォンとして出した時の衝撃。
オンラインゲームの企業では、スマートフォンアプリ移行に失敗した企業が続々、没落した。例を挙げるなら、ゲームポット、ガマニア。
仮想通貨
当時はネタでしか思えなかった「どこにも使えない通貨」だったビットコイン。いろいろと決済できる店舗も増え、最近のレートの爆上がりにより、時の通貨に。
この仮想通貨の恐ろしくも、すごいところは「中央銀行」なしで存在しているという点。つまり、発行者不明ではあるが、信用のある貨幣。(一応、発行者が不明の代わりに、暗号とブロックチェーンを元に信用されている、という体かもしれない)
これは、未来が楽しみですね。
最後に
大体は登場時点で、ある程度のインパクトを与えたものが多い。しかし、「これはこの後の世界を変えちゃうかもしれないね」と、当時から未来を予見したものは少ない。
こういうものは、ある時、ふと思い返して初めて「あれがターニングポイントだな」と思えるのかもしれない。
2018年、後世に影響を与えるサービス、製品が登場しますように。
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