商品・サービスへのリンクは一部を除きアフィリエイトリンクです。
SNSボタン「COPY」は記事URLコピーボタンです。シェアする時にご利用ください。
新着記事などはメニューボタンから見られます。

分断統治と中小企業的な派閥争い

2019-02-10その他社会の考察・雑感など,社会・政治・経済

今日は早く帰れるので、ファミレスでブログという意識高いことします。

はてなブックマークで気になる記事があったのでメモ。

米トランプ政権 エルサレムをイスラエルの首都と認定へ | NHKニュース

オスロ合意は完全無視、という。資源の国アフリカもそうだけど、こういうところって、大国の分断統治行為の犠牲になるよね。まさに争いをまき散らす。

2017/12/06 15:34

まぁ、こういった外交は中東にある程度の影響を残すための手段なんだろうけど。(単純にアメリカ国内の宗教票目当てなだけの可能性も)

で、この話とは全く関係なくて、分断統治で思い出したけど、けっこう身近にもあるなぁっと。大抵、派閥争いの元凶がこれだったりします。(あくまでも僕の経験談です)

 

スポンサーリンク

中小企業的派閥争いの構図は分断統治から

スタートアップなベンチャー笑にいるとよく分かるんですが、なぜか権力者って分断統治の方法、好きよね。

組織増強後、スタート時にトップから煽りだす

例えば第2部署またはチームを組織する上で、それを管轄する人(まぁ、大体事業部長か、社長)が新設部署、チーム長にこう伝えたりするわけです。「あの部(もう片方の部署)みたいには絶対になるなよw」みたいな煽りで。

これで、それを真に受けた意識高い系部署が生まれた時、中小で人数もそれほどいない会社でも、派閥争いが勃発します。

煽らないけど待遇の格差を露骨にする(結局煽ってる)

または、露骨に待遇や予算編成に格差をつける。「早く年収300万に行きたい労働時間300時間部署」と「年収400万確定の労働時間150~300フレックス部署」の登場。「もうオレたちはそういう部署なんだ諦めろ」と思いたいのですが、真に受けて頑張ろうとすると、「私の部署は意識高く頑張ってますアピール」だけになり、派閥争いが勃発します。

これ、部署同士で争うのは分かるんですが、同じ部署、チーム内で例えば、エンジニアと運用で分ける、みたいなやり方をされると、低い方にいる方たちがチームを超えてまとまろうとして…みたいな生産性を思い切り無視した「私の職位は、意識高く頑張ってますアピール」だけの争いをけしかけ謎の争いが勃発します。

これらの醜い争いのツケを払うのは最下層組であって、自分に指示する部署が複数(所属部署、勝手にまとまりました超党派部署、アピール部署)とかなり、負担しかなりません。

ついでに言えば、トップの頭の中が変わらない限り、待遇は変わらないのであって、そんな努力も徒労に終わるという結末がほとんどです。えぇ、そうでした。(渦中のトップが辞めたり失踪して終わる)

こういう露骨に地位の低い部署を任された時にやることは「変に待遇アップのための努力はせず、とりあえず与えられたリソースの範囲で精いっぱい仕事頑張る」が、一番無難かと思います。

意識高い人を長に入れる

でも、トップはとりあえずそういう人を更迭し、意識高い人を長に置きたがります。結局、これが中小で人数規模が少なくても、過激な社内争いが勃発する構図になったりします。

スポンサーリンク

社内分断統治の意味について考える

第三国として国に介入する場合、介入された国や地域の内部で、一枚岩にまとまっているよりも、バラバラな方が影響力を保持しやすい、という意味で分断統治の意味が出てきます。

社内でわざわざやる意味はなんだろう、考えてしました。おそらくですが、自分の裁定の影響度を高める、が一番の理由でしょうか。(それが生産性に繋がるかどうかは別として)

けしかけられた方も、正直、各部署の地位は会社が定めるもので、それには考えがある以上、無駄な派閥争いをけしかける意味はないと思いますし、無駄にイキる必要もないかと思います。

もし、勝算があり、例えば何かすごいものを発明できて、という部署同士ならば競争させる意味がありますが、そういう部署でない場合、ただの社内アピールに終わり、くっそ無駄な事にしかなりません。

決定された権力の差を、社内内部で、努力でひっくり返そうと夢見るのは、ドラマとアニメとゲームの見過ぎ症候群で、個人的には全く無駄な努力で「そもそもなんで、こういう待遇なのか考えろ。諦めろ、それよりも今自分の目前の仕事に全力を尽くすべき」とか思ってしまうわけですよ。

「え?それじゃぁ、下流部署になったら、ただの絶望しかないんじゃないの?」

「うん、そうだね。しょうがない、そういうビジネスだから」

定められた労働環境は、変わらない。そう、運命だ、この絶望を、受け入れろ(中二病)

追記:

ここまで書いてきて、ふと思ったけど、同僚がよく全滅してきた理由もこれかもしれない。そういえば僕は労働環境的な相談に対して「諦めろ」「しょうがない」「僕はとっくに諦めてる」しか言ってないな、と。でも、しょうがない。

それと整った組織の大手の会社とかには所属したことがないのですが、やたら組織が細かくなっていたり、役員ですら執行役員と取締役に分かれてたりするのは、部署に関して介入の影響度を小分けにして、実は無用な派閥争いを避けるためなんじゃないか、とか思ってきました。

…うまく機能してるかどうかは別として…

スポンサーリンク

アニメ・映画・グラビア見放題!

【読者登録をして、新着通知を受け取る】