ハドソン消滅と拓殖銀行破たんの話
コナミに吸収合併される形となり、老舗ゲームメーカー「ハドソン」が法人として消滅しました。
昨年、コナミの完全子会社化となったハドソンが、
3月1日付けでコナミデジタルエンタテインメントに吸収合併され
消滅することが分かった。
ここ最近のハドソンの混乱ぶりは高橋名人の「退職はリストラだった」(高橋名人の16連射のつぶやき)さくまあきら氏の「メインスタッフ大半が抜けたので、もう桃太郎電鉄は作らない」(日々是遊戯)の発言などからも読み取れます。
主な要因はコナミの完全子会社化のようです。
個人的にも、「ドラエモン」「桃太郎電鉄」「ボンバーマン」「高橋名人の冒険島」等を小さい頃、ファミコンの時代にプレイしており、非常に残念な感じがします。
【不幸にも破綻してしまった都市銀行:北海道拓殖銀行】
ハドソンの衰退の原因に、メインバンクだった北海道拓殖銀行の破綻による資金繰りの悪化が挙げられております。
当時はバブル崩壊後の不良債権問題で多くの銀行が、窮地に陥っておりました。
本来、銀行破綻による連鎖的な企業の破綻を防ぐため、こういった銀行には公的資金が注がれるのが、経済ダメージ軽減策の常套手段です。
当時は公的資金注入はタブーだった
ですが、残念ながら当時、それ以前にアメリカが不景気な時、公的資金注入は
有効的な手段とされていながらも、「経営不振の銀行に税金をつぎ込むのは政府による民事介入」とし、マスコミと世論が、それを許していませんでした。
事実、バブル崩壊後、自民党がそれを行おうとして大反発にあい、政権交代が行われ、50年体制が崩れてしまったぐらいです。
拓殖銀行の問題も当時の政権は自民党でしたが、「公的資金注入はタブー(とはいえ、何度も話は出ていた)」的な扱いを受け、北海等拓殖銀行は破綻の道へと進みました。
以後、北海道を地盤とする企業が軒並み資金繰りの悪化します。(ちなみに、この破綻は現在の道内景気にも影響を与えていると考えている人もいる。)
そして、この北海道拓殖銀行破綻の経済への影響の深刻さを受け、翌年には公的資金注入しても良い法律が成立し、他の銀行には何兆円もの公的資金が導入されることとなりました。
経済の社会実験:多くの人の生活がモルモットになった
そういう意図はなかったにせよ、結果的にはそう思われてもおかしくはない結果になりました。
もっと早く経済に有効手段を考えることができる人が多かったら、このような事態にはならなかったでしょう。
多くの大人たちは何のために政治・経済を勉強していたのか。
日本の唯一の都市銀行破綻劇は大手マスコミの無知、国民の無知、体裁を気にして決断、実行をできなかった政府が重なった不幸だと思います。
おまけ追記:北海道経済は現在もモルモット状態:TPPによる打撃
元々、第一次産業が強い北海道経済はTPP発行による、経済の悪影響がより強く出ると試算されている。
TPP11発効 道内農業に打撃必至:どうしん電子版(北海道新聞)
昔も、今も、北海道経済は中央政府の方針に揺さぶられ続けている状態なのです。



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