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steamのエロゲ配信解禁のニュース雑感

2020-05-01ゲームについて,ゲーム・ゲーマー文化考察エロゲ

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世界的なゲームプラットフォーム「steam」で、エロシーンのあるR18エロゲが解禁されたという。「Meltys Quest」というゲームだ。

すごいニュースが飛び込んできたもんだ。

Steamにて、ついに“無修正アダルトゲーム”の配信が解禁。新システムにより、パッチを当てることなく成人向けタイトルがプレイ可能【UPDATE】 | AUTOMATON

それまで、海外でエロ表現はご法度で、受け入れられなかった。

今でも、日本の家庭用ゲームの萌え萌えエチエチ系は、「性差別的」だと、各所にレビューを受けるのがテンプレだ。

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決定打は世界的なKAWAIIブーム

この、世界的な流れの緩和が見え始めたのは2015年ぐらいからだと思う。

僕もちょろっと記事に書いていたことがあったので、覚えていた。

世界の流れが 「ゲームでのエロ表現は絶対に許さん、絶対にだ!」 から緩和されてきた。 昨年あたりから、 「絶対に許さん」というのは本当にいいのだろうか? みたいな議論はあったにせよ、 様々な修正が入っているだろうにせよ、 頑な態度が変わってきたというのは衝撃的だった。

行く年来る年2015 – ゲーマー逃避行ブログ

以降、KAWAIIブーム的なものがあり(本当にあったのかは知らないが)いわゆる世界が萌えを認知、求めてくるようになったと思う。

そして何の運命か知らないが、僕もこの頃からエロソシャゲに関わることになるのである。

何はともあれ、現在、衰退しているエロゲ市場については明るいニュースとも言える。

「エロゲ業界の衰退について矢野経済研究所の資料を基にまとめたら本当に衰退してた」→「違法DLの問題」「スマホに対応していない」「ユーザーが高齢化」などの意見集まる(同人ゲーは除く) – Togetter | ニュートピ! – Twitterで話題のニュースをお届け!

しかし、問題もある。

北米を含め、特に未成年の2次元画像の所持はご法度な国は多いのである。

海外の児童ポルノの2次元画像の所持問題とその対策について

実際に逮捕者も出ている。

ノートPCにあった「日本のマンガ」で逮捕:その顛末|WIRED.jp

2012年、アメリカとカナダの国境で、日本のエロ漫画を所持していた人が逮捕された。

児童ポルノに関連する犯罪なので、わいせつ罪扱いになりえるかもしれない。

当然、エロゲにもロリキャラがいるわけで、海外展開する場合はここに注意をはらわないといけなくなる。

実際に仕事で海外パブリッシャーとやり取りをした(といっても少しだけだが)経験から、設定上成年というだけでもダメらしく、ロリキャラ対策として指示された点は下記の通り。

【ロリロリしさの排除】

  • 目を細く、鋭くさせる
  • 巨乳にする
  • その他、幼女が好きそうな趣味のポイントをなるべく排除(ぬいぐるみ)

一応、このような対策として「これは未成年じゃない、ただ背が低いだけなんだ」という体をなすのだ!

おっぱい信者の僕からすると、「貧乳を差別するとは、それこそ悪なのではないか!!」

と思えるのだが、いたしかたなし。

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最後に

steamでのエロシーンありのエロゲ解禁に驚きではあるが、結局、上記の幼女対策が蔓延した結果、こういった措置もダメになる可能性もある。

その時、エロゲ業界は今とはまた違った形になっていると、思う。(ロリキャラを攻略対象から外す、そもそも登場させない、など)

というか、steam自体18禁エロゲを取り下げる可能性だってある。

しかし、これだけは言える。

かつて「日本は未来に生きてんな」という言葉を各所で目にしたと思う。

それは本当のことで、今、世界はこの分野で、日本に追いついたのだっ!!

【作者さんのツイート】

記念すべきsteamの初エロゲは企業ものではなく、同人ゲー。

なお、日本語版はサポートされておらず、別サイトで購入するしかない。(ただし、今後、日本語版を発売とのこと)

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