考察:ゲームの生産性は無い、は本当か?

先日、ゲームの生産性についての話題を見つけた。
こういったゲームに生産性があるかないか、のような議論は今に限ったことではないが、一応、僕もこういう仕事についているので、解答したいと思った。
ゲーム業界の生産性は高い(経済的な視点から):指標のまとめ
ぶっちゃけ「生産性の高さって何?」という質問に対する一番の答えとして「生産性はとは投入資本に対する利益の高さである」というのが正式な答え。
そして、これに関しては「労働生産性(労働者一人当たりの利益)」「自己資本利益率(ROE)」「総資本利益率(ROA)」など、すでに様々な指標が掲げられ、そしてトップ企業になればなるほど公表されている場合が多い。
せっかくなので、公表されているやつをまとめて見た。トップ企業のゲーム業界の生産性が分かる指標となっている。(ランキングは大体よく東洋経済が発表している。)
労働者一人当たりの営業利益TOP100にゲーム会社は何社か?
※2017年7月27日公表分より
- 2位:ミクシィ
- 23位:ガンホー
- 67位:コロプラ
- 84位:アカツキ
労働生産性的には「まずまず高い方」ではなかろうか。
自己資本利益率(ROE)ランキング(100位まで)
※2018年11月6日更新分
- 14位:ガンホー
- 16位:アカツキ
- 21位:エイチーム
- 79位:Klab
- 90位:サイバーステップ
自己資本の生産性としても「まずまず高い方」ではなかろうか。
総資本利益率(ROA)ランキング(100位まで)
※2018年11月6日更新分
- 4位:ガンホー
- 5位:アカツキ
- 7位:ミクシィ
- 9位:エイチーム
- 15位:Klab
- 19位:モバイルファクトリー
- 49位:サイバーステップ
- 81位:マーベラス
資本主義経済の原則「投下した資本により収益を得る」という形ではベスト100位中、というより、ベスト10位中4社がスマホゲー企業。
凄まじい生産性、効率!!
正しい意味でのゲーム産業の生産性で言えば、悪く言われる筋合いはないのだ。
私的心情的に「生産性がない」と言われたら、万年筆を捧げよ
世の中には「人が生活する上で必須でない産業は生産性がなく、あってはならない」と考える宗教が存在する模様。
確かに、ゲームは特に誰かに必要とするサービスや、生存に直接寄与したりはしないという、事実を持つ。これは否定できない。
ので、その場合の答えとして
「確かに万年筆みたいなもんですからねぇ。『誰かの満足度』を生産してるんすよ。いや、僕は好きですけどね、万年筆。やっぱり文化って、やつですねぇ」
と、ちょっと見下した感じで軽度に文化的マウントを取りつつ話して終わらせるしかない。
決して同類の趣味「アニメ、漫画、映画、音楽、テレビ鑑賞、プラモ、スポーツ観戦、公園散歩」でやりあってはならない。趣味全否定の人もいる。
どの世代にも認知力があり、そして現在、決して存在に必要性がない「物的生産物」代表として万年筆様を盾にするのだ!
(ちなみに、僕は後輩とかのプレゼントによく「万年筆」を贈ったりします。大体、下記のような変わり種の万年筆ですが)
普段、あまり使わないけど、この「持ち方によって色んな線が引ける」というコンセプトが好き。
もし、万年筆の存在すら否定されたら
おういえ。その人は無敵です。
話が100%終わらないでしょう。
そういう人からは逃げましょう。
最後に:そんなゲーム業界も、苦しいところは苦しい
siusiu.hatenablog.jpゲームの利益に関して、ピンポイントに話題になっていたので。
まぁ、他産業にもれなく、下方を見れば苦しいところは苦しい。
はてブにコメントしたけど、上場してる企業のガーラは8期連続赤字、ベクターは6期連続赤字ですぞ!!
やっぱり簡単には、じゃぶじゃぶ課金してくれないからね。
「基本無料」の世界は大手企業が全力を出しても「0」が本当にありえる世界なんだ。僕もしんどい。



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