タイムリープ作品:アニメ・漫画・ゲーム・映画・小説のまとめ
前回、明晰夢を使うことで過去の自分に戻る「タイムリープ」に関する話を書いたので、その流れで今回は、そのタイムリープに関する「アニメ・漫画・映画・小説」について述べようと思った。
タイムリープものの作品は、物語としても定番の一つで、主人公が何度も過去に戻り、事件を解決していく様は個人的に好きで見ている。
ここで備忘録も兼ねて、作品を紹介していきながら、まとめていきたいと思った。
「タイムリープ」の基準について、タイムトラベル・タイムスリップとの違い
タイムリープと同じような意味で「時間旅行」「タイムトラベル」「タイムスリップ」などの用語がある。
本来は敢えて分ける必要はないものの、この記事で語る便宜上、分けて表現することにした。
今回、作品を選ぶ基準にあたり、物語の主軸が「生身を過去を送り込むのではなく、意識を送って過去の自分に戻る」ものを「タイムリープもの」として扱い、紹介していこうと思った。
物語としてのタイムリープもの作品一覧まとめ
小説:タイムリープ あしたはきのう
上下巻構成の文庫本。
ある日、主人公が目覚めると、1日飛ばした後の朝だった。
彼女は日記で「若松くん(学校の秀才)に相談しなさい」と自分の筆跡で書かれているのを見つける。
彼女は自分の現在置かれている状況を解決すべく、不思議な一週間を送ることになる。
高校生の時に読みまくったわ。
序盤は主人公が状況も分からないまま、混乱しながら物語が進んでいくため、読みづらい部分が多々あるかもしれない。
しかし、中盤以降、若松くんの助力で、少しずつ状況が整理されながら解き進められ、僕らも理解しやすくなっていく。
僕らは主人公の混乱→理解→行動を感情移入しながら読むことができる。
映画:バタフライエフェクト
とある記憶障害に悩む主人公が、医者の勧めで日記を書いていた。
ある時、その日記を使って、自分が過去に戻れる能力があると知ることになる。
主人公はその日記から、自分のせいで不幸になってしまった幼馴染を救うために、過去に戻る。
しかし、修正されたと思った過去は……
屈指の名作だと思う。
あちらが立てば、こちらが立たない。
そんな計画通りにいかない進行に引き込まれた。
その後、バタフライ・エフェクトはシリーズ化され、3作あるが、正直この1が衝撃的な名作のため他が霞んでしまうかもしれない。
些細な事が、ゆくゆくは大きな事に影響してしまう事を「バタフライ・エフェクト」と言う。
過去の問題の解決は新たな問題を生む。
試行錯誤しながらタイムリープをしていき解決しようともがく様が好きな人なら、間違いなくオススメできる。
しかし、現在、このバタフライ・エフェクトがどこにも配信されておらず、中古のDVDを買うか、レンタルで済ますしかない。
バタフライ・エフェクト3はアマゾンプライムで配信されている。
(なお「3」も酷評がチラホラみられるが、そこまで酷評するほどか?と個人的には思う。)
映画:アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜
主人公は、父親から「我が一族にはタイムトラベルの能力がある」ということを聞かされる。
金儲けではなく人生のために使うように言われた主人公は、それならば恋人を作ろうと、過去に戻る。
この作品は、SF作品や事件解決というハラハラ感よりも、家族や人生感に関するメッセージ性の強い作品になっている。
ゲーム・アニメ:Steins;Gate(シュタインズ・ゲート)
未だに人気が衰えず、様々な派生形も作られているシュタインズ・ゲート。
中二病の主人公「岡部倫太郎」は、ひょんな事からタイムリープができる方法を知ることになる。
初めは何気なく周囲の要望に使っていく主人公だったが、いずれ周囲を巻き込む事件に発展する。
PCゲーム版をチョイス。AmazonとDMMにはダウンロード版あり。
序盤は主人公の周囲を中心に、個性豊かなメンバーとのやり取りが行われる。
物語全体としては映画「バタフライ・エフェクト」のように、「あちらが立てばこちらが立たない」形を修正すべく何度もタイムリープを行う形式になっている。
その中で、中盤から終盤にかけて、その周囲のキャラクターの過去や心情を知ることができ、より作品に対する愛着が増すようになっている。
アニメはDアニメストアで見られる。まゆしぃかわいい。
続編:シュタインズゲート ゼロ
そのシュタインズゲートの最後、主人公が諦めた世界。
そして、なぜ前作で主人公達があのような行動を取ったのかが分かるようにできている。
最初からメディアミックス作品としてゲームも発売されたが、好評なアニメとは違い、ゲームの方は、あまり話題にならなかった。
以前に僕の記事でも書いたが、メディアミックス作品は難しい。(僕もプレイしていない)
アニメ:魔法少女まどか・マギカ
願いを一つ叶える代わりに、魔女と戦う運命になる魔法少女。
何がタイム・リープものかと言うと、それはこの物語の根幹に関わる部分になるので省く。
当時、「魔法少女」という言葉とは裏腹な、雰囲気の暗いこの作品を夢中になってみてた。
オープニングは詐欺じゃなかった!!(当時ニコニコ動画で見てました)
アニメはDアニメストアで見られる。
最後に
タイムリープという言葉に出会ったのは、上記で紹介した小説を読んでから。
意識だけを過去に送ることで、自分が二人いる、という矛盾を起こさせないこの設定に当時、衝撃を受けた。
「もしも過去に戻れたら」
その興味は、今後もつきないのである。
まとめたのでこちらもどうぞ
このブログで書いてきた明晰夢やタイムリープの話をまとめたので、こちらもどうぞ!
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