話題のゲーム、ウマ娘プリティーダービー:ゲームレビュー
ゴールデンウィークは久しぶりにまるまる休みが取れたので、何か新しいゲームを、ということで今話題のスマホゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」をプレイすることにした。
このウマ娘の楽曲「うまぴょい伝説」を、ゴールデンウィークに備えた会社泊まり込み作業時に作業BGMとして聞いていたのがきっかけだ。
案の定ハマり、自分のチーム編成も2スロットまで育成完了したウマ娘で埋めるところまでいったので、この辺りでレビューしていきたいと思う。
チーム編成、GW中にすべてうまぴょいウマ娘で埋めることができました。#ウマ娘 pic.twitter.com/nXfNWoU348
— だいじん@ブログ・配信 (@daij1n) May 5, 2021
うまぴょい伝説
※プライム会員はAmazon Prime Musicで聞けます。
ウマ娘 プリティーダービーのゲームレビュー:ストーリー演出のクォリティが高い
ウマ娘は、競走馬(サラブレッド)の美少女擬人化モノのゲーム。
ゲームの流れは一人一人のウマ娘達を育成し、自分のチームに編成し自分のチームを強くしていく、というもの。
醍醐味はパワプロのサクセスに似たウマ娘の育成システムであり、あれこれ頭をひねらせ模索しつつウマ娘を育成していくこととなる。
他のスマホとは違い、ランダムによる要素も強いので、よくある素材集めの作業感とはまた別の感じでゲームを進められると思う。
また細かい部分で「スクリプター大変だろうな」と思うぐらい、個々のシナリオ時の演出は細かく凝っていてクオリティが高い。
競馬に詳しくない人でも、ハマれるシステムになっている。(僕は競馬未経験者だ)
スマホのゲームではあるが、PC版ではDMMから正式にリリースされている。僕はPC版でプレイしている。
(ライブとかを大画面で見たいので)
【スマホ版】
ウマ娘 プリティーダービー
Cygames, Inc.無料posted withアプリーチ
【PC版DMMリンク】
※ DMM GAMES内のサービスなので、DMMGAMESの登録が必要です
DMM GAMESリンク
ゲームの流れ
このゲームはウマ娘の育成である。ウマ娘の育成の流れは下記の通り
- 育成対象となるウマ娘を選ぶ
- 継承ウマ娘を選ぶ
- サポートカードを編成する
- 育成開始、目標クリアを目指す
継承ウマ娘
育成終了したウマ娘には「因子」が付与されており、別のウマ娘に因子の種類に応じてステータスを受け継がせるシステムがある。
サポートカードについて
育成する際に様々な効果を付与するサポートカードを編成する。
編成構成は5枚+1枚(フレンド枠)
スキルを覚えるイベントもあるので、よく考えて編成するしかない。
育成のゲームシステムの特徴:1周が重い。パワプロのサクセスに似たシステム
定められたチェックポイントとなるそれぞれの「目標」をクリアしていき、レースを勝ち抜いていくシステム。
目標がクリアできなければ事実上、ゲームオーバー。そこで育成は打ち切られ、ステータスもその時点のものになる。
強くなるためには最後まで目標をクリアし続けなくてはいけない。
一通り勝ち抜いたとして、全シナリオスキップを駆使しても大体1回の育成にかかる時間は30~60分。一般的なソシャゲ周回とは比べ1回の育成にかかる時間が長く、1周が重い。
また、一人育成して終わりではなく、育成後にもらえる「因子」がさらに重要な点になっている。
競馬ゲームにありがちな「父親」「母親」からの遺伝の部分(配合)は「育成したウマ娘の想いを継承する」というシステムで表現されている。
これもランダム要素があり、強く勝ち抜いたウマ娘の因子が絶対に強いとは限らない。(現実の強い馬の子が必ずしも強いわけではないを再現?)
ランダム性が非常に強い
イベントの発生はランダム。友情トレーニングできるのもランダム、そして育成終了後の因子付与もランダム。
と、非常にランダム性が強いゲームになっている。
強い、理想のウマ娘を育成するには何度も何度も試行錯誤を経て周回しないといけない。
ウマ娘のゲームで面白い点、気になった点など
ゲームをプレイしていて面白い点と気になった点を挙げていく。
面白い点:ウマ娘の魅力を引き出す演出パートはクォリティが高い
キャラクターとなるウマ娘の魅力を引き出す演出場面は非常に高品質にまとまっている。
レースでトップを取ればライブを行える。センターで踊ってくれるその姿に感動してしまう。
ライブのような特別な場面でなくてもストーリーパート、そして育成中のちょっとしたシナリオパートまでキャラクターが細かく動くなど演出は非常に凝っている。
また育成ウマ娘のステータスの複雑な仕様もあり、各プレイヤーにつき多種多様なウマ娘が育成されている。(それでもやはり、強いウマ娘となると、少し同じようになってしまうが)
面白い点:なかなか最強が分からない複雑な組み合わせ・システム
育成のランダム性が高い上に、各スキルやステータスの役割などが非常に複雑で最強無敵みたいなものがない。
これにより、試行錯誤を何度もしていくのが面白い。
対人イベント中に思わぬ強い組み合わせのスキルなどが発見されたりする。
気になった点
もちろん、すべてが最高とは言えない部分もある。
ゲームの流れとしてこの仕様どうなの?
育成終了後ウマ娘(殿堂入りウマ娘)の枠は200しかなく、拡張できない
上述の通り、非常にランダム性の強く、ステータス因子も多種多様である。
しかし、育成終了後ウマ娘は200までしか枠がなく、拡張もできない。
継承ウマ娘は同じウマ娘を使用できないという制限がある中、さらに育成ウマ娘は今後も増えていく中、この仕様はちょっといただけない。
周回の制限が強い
かなりのランダム性があり、育成には多くの周回を強いるゲームシステム。
しかし、1回の育成には30TP必要(最大100TP)で、30TPを回復するには約5時間かかってしまうという制限がある。
TP回復アイテムのタフネス30はイベントなどでしか手に入らず、回復にはジュエルが必要。
多くの周回が必要となるのに、それに非常に制限がかかるゲームシステムとなっている。
ゲーム内マネーの「マニー」が非常に入手しづらい
育成ウマ娘のベースの覚醒や、サポートカードのレベル上げに必要なマニー。
大体MAXまで育てるのに、ウマ娘には「47万」マニー、サポートカードもSSRなら20万マニー以上は必要になる。
しかし、ゲーム内で入手できるのは、デイリーレースと3回の育成で3~5万マニー。
これもかなり制限が強い。
ウマ娘はメディアミックス成功例:アニメも神クオリティ
アニメは実際の出来事をモチーフとしたウマ娘の勝負をテーマとしたいわゆるスポコンアニメだ。
Twitterなどで「ウマ娘」「神回」と検索すると多くの口コミが出る。(特に2期)
実際にゴールデンウィークを使って1期、2期全部見た。
1期も2期もAmazonプライム会員ならプライムビデオ(Prime Video)で見られるので是非見ておくとよい。
(1期を見なくても2期だけでも十分分かるお話なので、見て!)
ウマ娘:1期、Amazonプライムで見られる
1期はスペシャルウィークが主人公。ルームメイトとなるサイレンススズカとの関係とスペシャルウィーク本人の成長を描いていく。
【Amazonリンクは下記】
ウマ娘:2期、Amazonプライムで見られる
トウカイテイオーの活躍から奇跡の復活まで。
様々なレースがモチーフとなり、各ウマ娘の関係性や苦悩など、アスリートとして物語が描かれている。
特にライスシャワー回(8話)、ツインターボ回(10話)、最終回は熱い。良いスポコンものだった。
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空前のウマ娘ブーム:日本だけで売り上げ世界3位
ウマ娘のブームは留まることを知らず、日本のみのサービスで世界のモバイルゲームの売り上げの3位にランクイン!
【ニュースリンク】
サイバーエージェントの決算も突出した形に
サイバーエージェントが発表した決算によると、もちろん突出した形になっている。
これはもう、うまぴょい伝説
ウマ娘 プリティーダービー
Cygames, Inc.無料posted withアプリーチ
本来は数年前、アニメ1期と共に出るはずだったゲーム。ゲームだけが延期となり、そのままだとメディアミックスの失敗例になるところだった。
そのゲームが今、こういったブームを巻き起こすのはプレイしていて、細かいクォリティの積み重ねだと思う。
というわけで、引き続きうまぴょいし続け、自分の編成チームを育てていくと思います。
願わくば、レース勝利後のウィニングライブは全曲全員歌唱ついて欲しいわ。
(現在は、オープニングのMake debut、エンディングのうまぴょい伝説だけ全員歌唱)
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