アイナナ:アイドリッシュセブンを乙女ゲーム歴8年のベテランが語る
乙女ゲーム歴8年のベテラン「有原みづき」さんですっ!
今からプレイするアイドリッシュセブンはどう見えるのか?そのファーストインプレッションをレビューしてもらいました!
【みづきさんのブログ】
【みづきさんプロフィール】
乙女ゲームデビューは超名作「薄桜鬼」。
推しは斎藤さんと平助くんです。無口天然とやんちゃくん可愛いっす。
斎藤さんの、名前を呼ばれたくて何度も「聞こえなかった」ととぼけるシーンなんて最高ではないでしょうか。
平助くんはもう存在が可愛い。やんちゃ元気タイプなのに周りのみんなのことをよく見て気遣ういい子です。
薄桜鬼を語ると時間が足りない私は、8年以上乙女ゲームをプレイしてきた乙女ゲーマーです。
アイドリッシュセブン、通称「アイナナ」。
男性アイドルグループを育成する、リズムゲームです。
テレビアニメは2期まで制作され、Vitaソフトも発売された、人気アプリですね。
アイドリッシュセブン
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友人の間でも人気でして、キャラクター原案が大好きな漫画家・種村有菜先生ですから気になっていました。(代表作は「神風怪盗ジャンヌ」や「満月をさがして」など)
私の守備範囲が乙女ゲームでして、リズムゲームは久しく遠ざかっていたので、手をつけようか迷っていたのでした。
さあさあ、アイドリッシュセブンにはそんな私の推しキャラとなる子はいるでしょうか!
アイナナ紹介【乙女ゲーマー目線】
以下、詳しく解説していきます。
システム自体はベタベタな乙女ゲームとはちょっと違う
アイナナの主人公システムは、一見乙女ゲームと似ています。
主人公はボイスがなく、名前も自由に入力できるタイプです。音声で呼ばれるところは、「あなた」「おまえ」などに変わります。
ですが、メインストーリーにはほとんど恋愛要素はないですね。
ちょっと男性キャラが主人公に近いシーンもありますが、別にベタベタされるわけでもありません。
あくまで、アイドルグループ「アイドリッシュセブン」を羽ばたかせるための物語です。
ただ、ホーム画面でキャラクターをつつくと「(きゅん)」って感じのときめくセリフを言ってくれたりもします。
【例:二階堂大和(CV:白井悠介)】
「お兄さん勘違いしちゃうよ?……冗談だよ。」(最初ささやく感じで、最後明るく)
育成したり衣装を変えたりと楽しめるのは、こういったアプリゲームならではの楽しみですよね。
リズムゲーム:ストーリーの合間にある強制イベント(ちょっと難しい?)
アイナナはアイドル育成ゲームであり、またリズムゲームでもあります。
リズムゲームは単発でも遊べるシステムになっていますが、ストーリーの合間にも強制イベントとしてリズムゲームが入ります。
回数は頻繁ではなく、「これからライブをする」などのストーリーに合わせた局面において入るイベントです。
ストーリーだけ読みたい、リズムゲームが苦手な方にはちょっと億劫かもしれませんね。
作りとしては、乙女ゲームの「うたのプリンスさまっ」(プレイ済)シリーズが似てるような?
でも、リズムゲーム自体はチュートリアルでノーツ(リズムに合わせてタップするマーク)の調整をさせてくれるので、リズムゲーム初心者にも優しい作りなのではないかと思います。
ただ、調整してもPERFECTが出ないんですが、、、腕がなまったのか、、、「うたのプリンスさまっ」より難しい???
ストーリーは短いのでサクサク読める
アイナナは現在ストーリーが第4部まで開放されています。
第一部は20章構成、一章4~6話で出来ています。
今から始める場合、「4部かあ、、、」と尻込みしてしまいますが、これが意外とサクサク読めます。
ハードでガッツリやる乙女ゲームと違い、アプリゲームだからこその手軽さが魅力です。それでもけしてストーリーが単調なわけでなく、次々と明らかになるメンバーの過去や思いが重なったり、思いも寄らない方向に話が進んだり、
次へ次へと読みたくなるストーリーです。
ただ、ストーリーの初めが、前話の後半部分を引っ張ってきてる感じなのが気になりました。
短いストーリーなのにそこに使っちゃうのもったいないのでは?と思ってしまうんですが、
これはたぶん、隙間時間にストーリーを読む人向けの設計なんだと思います。
「前回のお話なんだったかな?」というときに親切な作りであるともいえるでしょう。
別作品とキャラは属性かぶりしてるけど話は見事に被らない
アイナナをプレイしていて感じたのは、「この属性、アイドルものだと定番なの?」というものでした。
病気を隠すキャラ。低身長で平凡だけど元気なキャラ。実家・家族と確執のあるキャラ。完璧主義。外国人で日本語が独特。
アイドルものの別作品(某王子さまたち)とけっこうなキャラ被りを起こしています。
「これは大丈夫かな、、、」とちょっと心配になりながらプレイしましたが、ストーリーは見事に被りません。
「アイドリッシュセブン」でデビューできず、そのうち二人だけが先にデビューする場面なんてびっくりしました。
アイドルものは他にもみてきましたが、グループが分裂する展開は初めて見ましたね。
芸能界の厳しい面を序盤でガンガンに見せつけていくスタイルです。ご都合主義でないところに好感がもてます。
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アイドリッシュセブンの推しキャラ語り:八乙女楽くん
前述したとおり、薄桜鬼ではクール系とやんちゃ元気系にハマったわたしですが、アイドリッシュセブンではだれを推したのかというと!
八乙女楽くん(cv羽多野渉さん)です!
「抱かれたい男ナンバーワン」という、大人気の売れっ子アイドル。「アイドリッシュセブン」のライバルグループ、「TRIGGER」の一人です。所属している芸能事務所の社長子息でもあります。
「抱かれたい男ナンバーワン」というくらいだからお色気担当なのかと思ったのですが、実はそれは表向きの姿。本人は情に厚い兄貴肌で、口は悪いですがメンバーを信頼している熱血漢なのです。
アプリ名が「アイドリッシュセブン」ですからね、もちろん主人公はアイドリッシュセブンの七人なんですが、それでもこの八乙女楽くんはとってもイイ味を出しているんですよ!この人まじでかっこよかったああああ
アイドリッシュセブンを人気音楽番組に出演させるために口利きをしたり、センターの陸くんに発破をかけたり、まさしく彼は兄貴肌。しかもそれを鼻にかけないところがいいですね!おかげでマネージャーが口利きに気づいてお礼を言えるのだいぶ先なんですけどもね!!
「人は支配するもの」という考えの父親に対しての反発が始まりではあったものの、アイドリッシュセブンをやがて「好敵手」として認めます。
ここのやりとりがアツい!!
男同士の友情、絆って感じで、「彼らがアイドリッシュセブンのライバルでよかった」と感じ入ってしまいますね。
第一部最後のシーンよかった、、、
彼らはきっとこれからずっとしのぎを削るんだ、、、
なにげに笑ったのが、主人公の前に「蕎麦屋の孫」として現れるシーン。
「八乙女楽さんですよね?」と当然問う主人公に対して、「よく間違えられるんですけど、違いますよ。あんなにいい男じゃないし」って言うんですよ。
うおおおい自分をいい男って認めよったぞこの人!!!事実だが!!!!
よくもいけしゃあしゃあと、、、って笑ってしまいました。努力をしているからこその自信なんでしょうが、それが嫌味にならないところが彼の魅力でもありますね。
アイドリッシュセブン紹介【乙女ゲーマー目線】まとめ
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以上、乙女ゲーマーの目線でアイドリッシュセブンについて書いてみました。
個人的には同じくアイドルものの「B-PROJECT」や「うたのプリンスさまっ」を見てきたので、めちゃくちゃ目新しい部分があるかと言われるとそうでもないかもしれません。
ですが、初舞台の失敗やグループの分裂などの泥臭い部分が描かれているところはとても新鮮でした。
そこを乗り越えていくからこそ、彼らの絆や友情が引き立ちますね。
ただの「ビジネスパートナー」ではなく、グループは「仲間」という言葉の重みがでてくる、いいストーリーだと思います。彼らのアイドルとしての軌跡を見届けに、プレイしてみてはどうでしょうか!
おわり
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