ゲーマー逃避行ブログ

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アメリカから見た日本のゲームセンター文化、と実態


日本のゲーセン文化はアメリカから見ると、
かなり進化しているらしい。

Wiredの記事より
日本のゲームセンターを描くドキュメンタリー『100円』
記事の引用から
北米で衰退したゲームセンター文化が、
日本ではなぜ進化したのだろうか。
ドキュメンタリー映画『100 Yen: The Japanese Arcade
Experience』の監督が、北米と日本の違いについて語った。
…中略…
アーケード・ゲームの体験といえば、
Dave & Buster’sのような中古ゲーム機が
たくさん置かれたレストランだったり、あるいは、
地元の映画館やボウリング場にある
見捨てられたゲーム機だったりする。

この記事によるとアメリカのアーケードゲームはかなり悲惨な状況らしい。
この要因として、記事では(というか映画では)
下記のような見解を示している。
日本の電車を中心とした文化では、
都市中心部で生活する人々が郊外の友人を訪問するのは
不便なのだとクローフォード監督は言う。
多くのアメリカ人にとってゲームを楽しむ場所は、
郊外にある家が備える大きな地下室や娯楽室だが、
概して居住空間に制限がある日本には、
そのようなものはめったにない。
このため日本では、街中にあるゲームセンターが、
帰宅前に友人と一緒に楽しむのに便利な場所になったのだという。

加えて、「日本のゲームセンターは
以前のような不良の溜まり場の薄暗い雰囲気ではなく、
業界の努力により、より明るいものになっている。」
と、論じている。
アメリカでもゲームセンターは不良の溜まり場だったらしい。

この監督曰く
「友達と実際に顔を合わせてゲームをすることは、
今はかなり珍しいことになっている
・・・中略・・・
北米で日本のゲームセンターに似たものにいちばん接近するのは、
ラスベガスで開催された『Evolution Championship』のような、
格闘ゲームの大きなトーナメントに参加するときだという」
とし、実際に顔を合わした対戦会などの復興により、
アメリカのアーケードゲームの再生に繋がるとしている。

■ 実は日本のアーケードゲーム市場も衰退している。

とはいえ、日本のアーケードゲーム市場も現在、衰退の一途を辿っている。
下記の記事を参考しよう。

「危機的状況に立たされるアーケードゲーム市場」
(ここだけの話にしたくないゲームの話)

ここでの数字を見れば、2006年をピークに右肩下がりである。
特にオペレーションの売上(ゲームセンターの売上)が不振だ。

【実は日本も友達と顔を合わせて対戦をする、
というプレイスタイルは廃れてしまっている】


この映画監督には非常に気の毒な感じもしないでもないが、
実は日本のゲームセンター業界でも
とっくの等に従来のコンピューター型のゲームは衰退している。

下記の資料を参考しよう。
「アミューズメント業界 拡大の背景」
住友信託銀行 調査月報2009年1月号より)
※ 「拡大」とあるが、調査はピーク付近の07年ということに注意しよう。

この調査によると、従来型のコンピューターゲームはこの10年で急激衰退し、
メダル・クレーンゲームが急激に伸びているのが分かる。
これが、アミューズメント業界を牽引している。

監督の想像している日本のアーケードゲームの世界はちょっと違っている。
おそらく、皮肉にも監督の言っていた
「別の層を取り込むやり方を積極的に探った」結果かもしれない。

そしてその日本のアーケードゲームが今、危機に立たされている。
この映画監督はアメリカのアーケードゲームの復活には
「プレイヤーがどんどん実際に顔を合わした対戦会などに参加することで、
 糸口が見つかるかもしれない」
と、言っているが、だとすれば日本のアーケードゲームの業界にも
同じようなことが言えるのかもしれない。

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