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「メーデー! 航空機事故の真実」をネット配信「hulu」で見る【メーデー民】

2020-11-23日記・コラム,日記・お知らせメーデー!,Hulu,変更

ネット配信サービスの「hulu」で航空事故調査ドキュメンタリー番組の「メーデー」を見てて、ちょうどこの前はニコニコ動画のメーデー民に人気の高い(?)ボナン回でした。

僕は、この番組が好きなんですよ。いわゆる「メーデー民」ってやつです。

悲惨な航空事故は「滅多に起きない」。だからこそ、起きるには原因がある。その謎を解き明かす番組が「メーデー!」なのです。

墜落現場の残骸に残されたわずかな手掛かりを元に、科学的に事故の謎をひも解いていくドキュメンタリーは最高です!!

リンクはこちら

専門チャンネル有り:料金は月額933円(税抜)【hulu】ナショナルジオグラフィック:huluリアルタイム(2週間無料)

 

航空事故調査ドキュメンタリー番組の「メーデー!:航空機事故の真実」とは

毎回1つの航空機事故に焦点を当て、事故調査報告書を元に、目撃証言、フライトデータレコーダー、コックピットボイスレコーダー等を用い、実際の映像とCG、実写による再現によって、航空機事故の原因を分かりやすく描いている。また、実際に事故を担当した調査官、事故の犠牲者の遺族、生還者等にインタビューする事により、その事故の機内の様子や被害者の心情を細かく描いている。

ニコニコ大百科より

航空機は滅多に事故を起こさないようになっており、安全に関するルールも整備され、更新されております。

90秒脱出ルール」など、ちゃんと安全を考慮して作られた制度のように思われるものでも、実は「それがあれば助かったかもしれない悲惨な事故」がきっかけで作られていることも、この番組で知り、衝撃でした。

どこの世界も、事故で犠牲者が出て、初めてアップデートされるようですね。

90秒脱出ルールについて

アメリカ連邦航空局(FAA)が定めた商用機(旅客機・貨物機)の安全基準のひとつ。
「機内の全非常用脱出口の半分以下を使って、事故発生から90秒以内に乗客・乗員全員が脱出できるような構造にすること」が骨子となっている。

90秒ルール – 航空軍事用語辞典++より

これは火災から緊急着陸まで成功したにも関わらず、客が上手に脱出できなかった悲惨な事故があり、それを教訓として整備されたことを、この「メーデー!」の番組で知った。

面白い点1:まるで探偵のような航空事故調査

メーデーの調査官の作業風景
出典:メーデー!

事故の残骸から、わずかな手がかりを得て、少しずつ事件の真相を紐解いていく姿は、事件を捜査する探偵のような感じです。

  • 空中分解したのか、しなかったのかを残骸の散布状況から推測
  • 空中分解したのなら、爆発物(テロの可能性)か、それとも金属疲労による分解か、など。
  • 空中分解しなかったのなら、パイロットのミスなのか、機器の故障か
  • その原因は何を背景に生じたものか(例:会社がパイロットに訓練を十分に施してなかった、整備不良が常態化していた、など)

もちろん、マスコミによる誤情報、目撃情報のミスなど一筋縄にはいかない事故が多い。

多くの仮説を導いては、一つずつ可能性を解いていく。

この紐解いていく展開がとても丁寧で、引き込まれるのです。

本当に、多くの事故の解答を行っている、事故調査官の調査能力には頭が下がります。

面白い点2:事故調査と事故再現ビデオが凝っていて丁寧

メーデーの事故調査の現場
出典:メーデー!

再現VTRで事故原因をひも解くシーンで使われる膨大な「航空機の残骸」のセットも魅力の一つ。

へしまがったエンジン、バラバラになった航空機の部品など、今まさに落ちたものを再現しているように。

また、調査や分析シーンでは当時使われていたコンピューターを用いる、など、徹底されて番組作りがかなり凝っています。

あまりに丁寧に作られているため、事故再現VTRでは、パイロット達が適切な措置を講じながら奮闘している回では、この事故の結末を知っているのに、思わず応援してしまうほど。

面白い点3:事故の背景は、仕事をしていれば、どの業界でも起こりうる事が多い

  • コストの効率化のために、マニュアルとは違う手順での整備から生まれた墜落事故
  • 機長と副操縦士が軍隊の関係で、機長の判断ミスに対して反論できずに起こった事故
  • 操縦士がブラック労働の過労により、判断が鈍って起こった事故
  • そもそも万全と思われた緊急事態マニュアルや法律が、間違っていた。

この番組では、事故原因と再現の他に「そもそもなぜそんなミスが起こったか」という点にも焦点が当てられており、多くのパイロットミスの背景には「会社の経営効率化」により安全が犠牲にされた回もあります。

会社と従業員、機長と副操縦士のコミュニケーションロス、航空業界の特有の原因ではなく、普段、僕たちが働く中でも大いに考えさせられるものも多いのです。

事故予防と事故発生時のリスクマネジメントという観点でもこの「メーデー」は面白いです。

メーデー!をネット配信で見る「hulu」「U-NEXT」でのリアルタイム放送

リアルタイム番組のナショナルジオグラフィック枠と、最神話見逃し用の一定期間配信の両方で見られます。

U-NEXTでの放送

こちら、ドキュメンタリーのリアルタイム放送で、複数のチャンネルの中に「ナショナルジオグラフィックチャンネル」があり、その中で「メーデー!」が放送されます。

メーデー民とは

昔はニコニコの生放送での一挙放送などがされていた時代もありました。

このドキュメンタリ番組が好きで、毎回開始時のノンフィクションテロップに騙される人たちである。

たまに他のニコニコの放送でも「35L・・・35L・・・」と、現れたりする。

そしてプロのメーデー民ともなると、救命具は不時着時、機内では膨らませてはいけないことなど、事故対応に詳しくなるのだっ。

※ 救命具は水上不時着したら、機外に脱出してから膨らませる。その前に膨らませてしまうと、救命具の浮力のせいで潜れず、沈みゆく機外の脱出の時に支障が出てしまうため。

ボナン副操縦士とは

言ってしまえば初歩的なミスを犯して、墜落させてしまった副操縦士の回です。

ちゃんと飛べていた状態から、失速 → なんと失速回復手順をとらずに墜落。(不思議なことに、この初歩的な手順をパイロットが知らなかった)

初歩的なミスや手抜きを行い、事故に至ったケースは多い。

しかしなんでもない場面から、パイロットであれば知らないでは済まされない初歩的な知識の問題で墜落したことに、衝撃を受け、メーデー民の間では無能オブ無能の烙印がついてしまったのであります。

現在、DVD・BDは日本語版なし:ネット配信で見よう!

そんなこの「メーデー!」ですが、日本国内ではDVD・BDが販売されておらず、日本語版で見たければ、ナショナルジオグラフィックチャンネルを契約するか、ネット配信「hulu」「U-NEXT」のリアルタイム放送、もしくは「見逃し配信」を見るしかないという状態です。

昔は「Amazonプライムビデオ」(去年あたりから、いつの間にか配信が終了していた)で、今は「hulu」で見ていたりします。

さらにもっと前はニコニコ動画にもナショジオチャンネルがあり、一挙放送などがされておりました。ぜひ、またやって欲しい。

リアルタイムを見逃しても最新シーズンの直近の話は一定期間、見られるようになっている

huluのナショナルジオグラフィックリアルタイムの見逃し配信一覧
huluのナショナルジオグラフィックリアルタイム

こんな感じで一定期間、見ることができます。

それを超えた場合、古いシーズンの場合は、再放送に頼るしかありません。

メーデー民には必須:メーデー配信

さぁ、メーデー民になろう!

色々な航空機事故の真相に触れて、空の旅の素晴らしさを知ろうよ!

ブラックボックスはとりあえず真水につけよう!!

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